銀座散策のときの木綿絞りは、「林芙美子邸」に行ったときと同じものです。
このときは麻の手作り帯。
今回も同じ色合いの琉球帯にしようと思ったのですが、軽い紬とはいえ、木綿にこれを締めると、夏気分。
いくら気温30度、蒸し暑いとはいえ、もう季節は秋、気分ではないなということで、
同系色の木綿の菊唐草を持ってきました。
の同系色コーディが頭に残っていたから。
格子柄の白がきれいに浮き出た小紋に、
同系色、とはいえ、白と紫の印象が残る帯。
半襟も黒に紅葉の刺繍。帯締めも黒系。
帯留に赤の紅葉を持ってきて、アクセントにしています。
季節感は半襟と帯留。
同系色とはいっても、帯の白と紫で抜け感があります。
まあ、比べようもありませんが、同系色コーディはモダンになるのかな。
唐草帯の白で少し抜け感を出し、瑠璃色の帯締め、茶とベージュの入ったスカーフに、同じような赤の紅葉帯留です。
赤は、少し添えると利いてきますね。
半襟を黒にすると、顔色のくすみが目立ちますので、白ベースに鴇色系の花。
この半襟、草木染カレンダーの十月の花です。
後ろの部分がカレンダーになっています(笑)。
花の名前はわかりませんが、この草木染カレンダーと友禅を合わせて帯を作るつもり、です。
R子さんは素晴らしい、久留米・雪んこ絣(ですよね?)
これは親戚の方にいただいた貴重な反物を、自分で縫ったそうです。
和裁も習っていないのに、エラいよね。
そしていつもながらの手作りバッグ。
本当は全部をうろこ模様にしたかったのですが布が足りなくて、白を周りにもってきたそうです。
でも、この白があるから、黒いうろこが映えています。
うーん、私も手持ちのジーンズを解こうかな。
きもの、帯、バッグまで全部手作りということです。すごいなあ。
因みに銀座を歩いている人のお着物を拝見したところ、薄物の方はさすがにいらっしゃいませんでしたが、松屋呉服の方が薄物に麻の帯。
「ほんとはいけないんですがね」としきりに仰っていました。
木綿でも蒸し暑かった一日でした。
二人で記念写真、はい、ぱちり。
私のヘアは少しクラシカルに、少しだけ耳隠しです。
R子さん、いつもながら姿勢がいいですね。
旅先で見つけた花。なんて名前だろう。
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