東京はあいにくの小雨模様ですが、そんなときこそ気分を盛り上げるためお洗濯と、単衣縞大島を自分で洗いました。
旅行に行くときに、あまり暑くなければ着ていこうと思い、格子きものと一緒に出しておいたものです。
洗剤はご存じ「オブリージュ」
「ブログ村きもの」でも何人もの方が使っていて評判がいいので、お試しで20ミリリットルを購入しました。二本で千円(送料六百円でした! 先に八百円と書きましたが。済みません、あとで気づきました。お詫びして訂正)
買ったからには使いたくなるのが人情。
壁にかかっている大島を見ているうち、まだ一度も洗いに出していない、単衣なので「これを洗おう」と思いついたわけです。
結城や黄八丈、絹芭蕉は洗っていますが、大島は未経験。
ちょうどいいではないの。
この鴇色縞・単衣はお気に入りなので、ダメにしたら惜しいな、もう一回、この秋に着てからにしようかなと、少し迷ったのですが、見ているうちに汚れているような気がしてきました。
まあ、同じ着るならさっぱりしたもののほうがいいなということで。
まずサイズを測っておきます。
身丈が155センチ、裄が64センチです。
ぬるめのお湯に液を溶かし、そのまま軽く押し洗い。
何度がゆすいで、バスタオルに包み軽く脱水。
一度は外に干したのですが、小雨とはいえ雨なので、乾燥室に。
さすがにサイズが気になって、測ってみました。
ざっと測ったところ、裄はさほど 変わらないのですが、
身丈が2センチ短くなっています。
「やはり縮んだなあ。着てからにすればよかった」と少し後悔。
しかしですね、少しだけ時間をおいてアイロンをかけます。
縮んだようなので、縦方向に少しひっぱり気味にしてアイロンをかけていると、1センチほどは伸びました。
また少し時間をおいて、仕上げのアイロンをかけます。
すると、縮みも伸びて、それでも全体としては5ミリくらいの縮みです。
許容範囲だと思います。
このオブリージュの良さは、それほどわかりませんでした。
前に黄八丈を洗ったときはエマールでしたが、それほど縮まなかったので。
ただついでに洗ったカシミアのストール。
これは前にクリーニングに出したのですが、驚くほど汚れが出ました。
クリーニングって、きれいになるの?と逆に疑問が~~。
風合いもそれほど損なわれず、毛玉もできず、きれいになったのではないでしょうか。
説明書を読むと、「カシミアの洗い方」が一番丁寧に書かれています。
あとは丁寧にアイロンをかければ、あと二冬くらいは使えそうです。
全体では2センチくらいしか縮みませんでした。
次は、結城を洗ってみます。
少し汚れのある母のものがあるので、解いて洗い、自分で単衣に仕立て直そうかなと考えています。
後生大事に残しておいても仕方がないので、どんどん事件、もとい実験したほうが面白いので。
いい紬ほど水に強いのではないかと、これは希望的憶測。
その前に、順次夏物を洗っていかなきゃね。
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