ときどきテレビで見かける米倉涼子さんのCM。
その着付け教室の内実は知りませんが、
彼女の着付けの動き、
博多帯をシュルシュルと結んで、
帯締めを締めて、ポンと帯を叩く
一連の動きが好きです。
借り写真です。きものも白系でまとめてきれい。
着物を着て、帯を締め、帯締めで引き締めて、
「できた!」って感じで、お出かけ。
本当は帯締めより帯揚げが最後なんだけど、
それを帯にギュッといれたときの満足感。
その気持ちよさが感じられて。
そして最後に帯をポンと叩いて~活を入れる~~。
待てよと、映像確認してみたけど、
帯をポンと叩くシーンはないのですね。
これは私が勝手に頭のなかで付け加えてた。
古い映画やドラマでは、きものを着付けて、
最後にポンと帯を叩く~~、
そんな動作がよく見られます。
あの動き、「さあ、出来たぞ!」
「さあ、出かけるぞ」と
気合いを入れるようで、
いいなあと思っていたのです。
それが頭のなかにインプット
されていたのですね。
昔の映画では着付けの途中の映像がありました。
そんなシーンは目を凝らしてみる。
「細雪」より。
「この帯、堅くて締めにくいわあ」とかなんとか
言ってましたねえ、確か。
好きな人のところに出かける気合きもの。
→やはり多少無理があるような。
昔の女優さんは、自分で着付けできるの
当たり前だったけど、
最近は自分では着付けしないので、
そういうシーンがぐっと少なくなった。
残念です。
きれいなきもの姿もいいけど、
着付けの途中経過シーン、
少しでいいから見せてくれないかなあ。
気合と活と色っぽさが場面に出ると思うよ。
それに着物を着るまでのプロセス、
そして着あがったときの満足感って、
きものを着る人だからこそ
味わえるのですよ。
こればかりは洋服では味わえない~~。
洋服から着物へのステップで
着付けは高いと思われがちですが、
私のように着付け教室行かなくても
ちゃんと着られる。
着付けは大変さばかりではなく、
ホント、着るプロセスまで楽しいんです。
それをもっと伝えたい。
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