ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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プチプラきものを品よく見せる?・紫苑流色の三原則

2018-03-11 10:45:21 | パーソナルカラー・コーディ

 

きもので最も目立つは帯ですね。

それも反対色、彩度や明度差の高いもの、

トーンの違う色を

持ってきたときにもっとも目立つ。


黄八丈と青緑の帯。反対色ながら

色のトーンが近く落ち着いている。

「きもの塾」より。

 

だから、いい帯を見せたい場合は

この法則を利用すると、

見た方々からはすぐに

「まあ、いい帯ね」と言ってもらえる。


森田空美さんの「きもの塾」の表紙です。

左の森田さまの帯が一番目立つ、

次に目立つのは同系色でも彩度や明度の違う右端。

もっとも帯が目立たないのは真ん中。

 

ということで、プチプラ帯の場合は、

この法則を、逆に利用します(笑)。

つまり同系色で色のトーンを合わせる。

 

二度目の菊地信子さんの更紗展

大雪だったので(いや、そうでなくても)

プチプラ。

もう古くなったほっこり系琉球ものと博多帯。


明度差・彩度差も小さい

同系色系統なのでどれも目立たず。

プチプラながら、

優しい色合いのコーディですね

と誉められましたよ

つまり全体で見せる。

「品よく」も見えます。

強調しちゃったね(笑)

 

同系色で同じトーンでまとめると、

帯や着物などに目がいく前に

全体に目が行く。

ゆえにプチプラの場合、

この法則を使う。

全体で、ワンピースのように見せる。


藍大島と博多。

 絞り紬と型染。

生紬とこぎん帯。

ちょっといいものに見える~~?

 

こちら同じきものながら、

普段着感覚。自作二部帯。

お直ししたときお試しで着てみた。


同じ紬ながらワンピース感覚の左。

帯を見せて、その上元気にみせたい右。


「ワンコイン更紗でランチ」

「ワンコインの更紗きもの二枚ゲット」

 更紗着物に同系色帯のなじませコーディ(左)と

普段着コーディ。


この法則はきものも帯も控えめながら、

しかし両方とも見せたい、

つまり帯も着物もいいモノの場合は

とても洗練して見えます。


つまりこれ見よがしではなく、

近くに寄ったとき、改めて

「まあ、いいお着物と帯なのね」と

言うことになります。


これを昔の方々は

控えめなひけらかし、みせびらかし」

と言ったそうです(笑)。

誉め言葉ですよ。


たとえば、


「きもの塾」より。

う~ん、上品。

「更紗展」で。

結城に草ビロード帯。

両方高価ながら、一見目立たない。

見る人が見ると、すごいと分かる。


某着付けの大御所。

同系色で落ち着きと品が。

 

格はぐっと落ちますが紫苑ケース~~。

 ぼかしのお召しに

ドット更紗帯。

品よく可愛い~~?

顔見せるなよ、はい。


せめて反対色だけでも。

 

三原則とは

反対色=赤に対し緑などなど。

明度=色の明るさ。白が一番高く黒が一番低い。

彩度=色の鮮やかさ。最も純度の高い色に

灰色を加えると低くなる。

たとえば赤に灰色を加えると渋く茶色になる。

という色の原則。

彩度はちょっと難しいけどトーンが同じとか

違うとか覚えておく。


 というわけで、

落ち着きや品を出したいとき、

あるいはプチプラの帯やきものだけを

目立たせたくないときには

同系色、トーンを合わせるという

色の原則を使う


このところプチプラを

少しでも洗練させて見せるため

きものの色マジック?にはまっている

紫苑でした。

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コメント (4)
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