ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

三億円と朝ごはん「すいか」&今度は蜂蜜しょうがスコーンを

2022-01-22 11:02:13 | お金について

今年は寒さが長く続きますね。
いつまでも寒い~~。

蜂蜜ショウガクッキーが美味しかったので、
今度は
蜂蜜しょうがスコーンを作りました。

うむ、なんて美味しいんだ。
米粉のさくさく感としっとり、
ショウガのピりりとチーズが溶けあって~~。
米粉にヨーグルト、バターの代わりにオイル、
BP、砂糖、塩少々&牛乳少々を混ぜ合わせる

なにかの折に
15年くらい前のドラマ
「すいか」のセリフの
面白さを知って、
そういえば、
昔ちらちらと観た覚えがあるなと、
文庫になっているので読んでみました。

「すいか」(木皿泉・河出書房)


三軒茶屋の古いアパートに住む
女性たちの日常~~。
信用金庫に勤める基子(小林聡美)
はひょんなことからこのアパートの
住むことになる。

三億円持ち逃げする同僚に小泉今日子。

34歳の基子は変り映えしない毎日に
うんざり、でも転職する勇気もなく、
鬱屈して暮らしている。
そこに同僚が三億円を持ち逃げ。



どのページを開いても
いいセリフが出てくる。

母親が自分を置いて去っていった
アパートを仕切るゆかは
「彼女はきっと母親でいることに
飽きたんだね。
母親役とか奥さん役に)飽きたんだったら、
違うことにハマれば良かったのに」

「~~何かにハマっていたらいいのに。
ひとつのことだけでなくていいから、
明日も次の日も、生きたくなるような~」
はい、ハマっています。
明日も、次の日も
やっていたくなるようなことに~。



三億円持ち逃げした馬場ちゃん、こと
きょんきょんがすごくいい。
出てくるシーンは少ないけど。

あちこち逃げ回りながら、
ときどき基子に連絡を取る。
ブランド品を買いあさって、
ゴミ箱に捨てたり~~、
ときどき豪華な美味しいものを
送ってきたりする~~。

横領したものの、
使い道がない~~。

彼女が基子に会いにアパートに来るけど、
基子不在。
そのとき、
皆が食べたあとのつつましい
朝ごはんを見て、
「~~庭に水まいたり、お茶碗の音だったり、
台所でなにか拵え,
それを皆で食べたり~~、
私、そんなもの、
たった三億円で手放しちゃったんだよね」

うるうる、
横領はやめましょう?~~。

わが家の朝ご飯。
スコーンとトマトとセロリ焼き、
蜂蜜ショウガ乗せ&卵&ウインナ
&蜂蜜ショウガドリンク。
ショウガ尽くし。

一人でもぽかぽか。


銀行の横領といえば、
「紙の月」(宮沢りえ)
ここでも小林聡美は長年勤める銀行員役。
「~~私、あなたが少し羨ましかった」
りえに。

思い切ったことができる羨ましさと、
フツーの日常を送れる羨ましさと。

私たちはいつもこの二つの間で揺れる~~。

「紙の月」とは
にせもの、まやかしの意味があるとか。
お金はまさに「紙の月」

「数字だけで人を呼ぶなって、
数字がなんだっていうのよ。
お金をいくら持っているとか、
貯金がいくら貯まったとか
えばるんじゃない~~」とは基子。

馬場ちゃんはうまく逃げるらしいけど、
捕まった実在の人物は
どんな老後を送るのか~~。
それはこちらで。

三億円といえば、
かの強奪犯はどうしたんだろう、
幸せになったんでしょうか。

この頃はいろんな人生のその後、
老後が気になる~~。

老後がなんだっていうのよ。
老後のために
生きているわけじゃないでしょ、
若いときはこう思っていたなあ~~

最後までお付き合い
ありがとうございます。
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コメント (2)
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