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書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

女の無理ゲー・男の無理ゲー・橘玲と阿古真理

2021-11-09 10:50:54 | きものの本&本
本日の東京は雨。
それも結構激しく降っています。
気圧も低いのが身体に感じます。

図書館で一応予約しておいた
「無理ゲー社会」(橘玲著・小学館新書)
届いたので読みました。


この方の本は初めて。
「お金持ちになれる~~」とか
そんな本を書いている人。
あまりに雑な紹介(汗)

このところ京王線や小田急線で、
仕事を失ったりで自暴自棄になった人の
事件が相次いでいます。
「親ガチャ」「遺伝ガチャ」なる言葉も
しきりにメディアに登場していますね。

本書は、今の社会がいかに
「ディストピア」(暗黒社会)であるかを
次々と嫌になるほど述べていきます。

それでも知らないことも多く、
参考資料も多いので読んでいたのですが。
要するに、
これからは才能ある、
美貌がある、
お金がある人と
ない人の二極化が進む、ということ。
よく言われていることです。

論というより、
いわゆる「リベラル派」の方々の解決策
やら理論やらの欠点を次々と述べていく~。

読んいて希望がない~~。

それでも「へええ」と思うことも。
いくつか挙げておきます。

① 日本人の三分の一は
  日本語が読めない。!
② 日本人の三分の一以上が
  小学3・4年以下の
  数学的思考力しかない。→ワタシのことか!
③ パソコンを使える人は一割以下。

一番驚いたのは、
①子育ての努力には意味はない。
→これは「子育ての大誤解」という
  研究論文から。
 子育ての苦労から親を解放するための
  新しい論でもありますね。(読んでみなきゃ!)

今は、
子どもに無理やり夢を持つよう
プレシャーをかける
「夢ハラスメント」とか、
「頑張れないを許さない」社会だとか、
この辺りは共感できることも。

ワインでも飲みながらじゃないと~~。
干しエリンギと豚肉の酢醤油からめ。

女の無理ゲーは、

「料理に対するねばならないを捨てたら、
うつの自分を受け入れられた」
(阿古真理著・幻冬舎)

これは先に紹介した
著者ですね。

家族がいれば、
どんなときも毎日ご飯を作る。
作らねばならない~~。

料理が好きならいいけど、
料理が好きでも、
毎日、休みの日には三食、
では~、
と憂鬱になる人は結構います。

ワタシも義務としての料理は面倒くさかった。

今は好きなモノを好きなときに、
好きなように作るので楽しい💛

料理は家族のために作ってこそ
張り合いがある、
ひとりでは作る気がしないという人も
周りにはいて、へええと思うワタシ。

そういえば、
むかし知り合いの女性に
旦那が浮気したときも、
せっせと凝った料理を作っていて驚いた。
「身体がそうなっている。
腹が立つけど~~」
と言っていた。

今の女性にはあり得ないこと?
そうでもない?

飯釜の蓋が落ちて割れました。
お鍋のガラス蓋を使ったら、
中が見えて便利。炊きあがりは
変りない💛

「無理ゲー社会」によると、
男性の低収入の人は、
技術を持っていない人が多く、
一方、
女性の場合はシングルマザーなどで
事情のある人が多いので、
「無料保育や職業訓練を行えば」
仕事をこなせるようになると。

実現させてよ!

まだまだある無理ゲーネタ。
アメリカ社会の無理ゲー。
「ジョーカー」と「メイドの手帖」

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というわけで、
本日は雨のなか、
最後までお付き合いありがとうございます。
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