先にアップした娘の衿の抜き方、ちょっと気になって。
若い子にしてはちょっと抜きすぎですよね。
もう少し抜かない方がいいかなと思ったのですが、
そのままにしておきました。
振袖などを着るとき、かなり衣紋抜きますね。
花椿あや子さまから早速コメントいただきました。
「袴の場合、衣紋は抜かない」そうです。
ありがとうございます。
詳しくはコメント読んでね。
「出前着付け」のうまっちさんからも
コメントいただきました。
こちらはケースばいケース、だそうです。
やはりこれもそれぞれの捉え方で、
特に決まりがあるわけではないのですね。
安心しました。ありがとうございます。
親もうっかり気づきませんでした。
この抜き加減で慣れてしまうと、
着物着るとき、この抜き方を身体が覚えてしまいます。
この襟の抜き加減、どのくらいにするのか
とても難しいように思います。
前にいたマンションで着つけを教えてもらっているとき
(たまに、お遊び感覚のレッスンでした)、
襟をすごく抜く方がいて、
そのたびに先生が上にする、
またその人がおはしょりをひっぱって、襟を抜く、
その攻防がおかしくて、興味深く眺めていました。
着
付けの本を見ると、小紋などは少し大き目に抜いて
個性的にと書いてありますが、写真で見るとそうでもないです。
私の場合、着始めの頃は、とにかく襟が出なくて、
いつもトイレに行っては襦袢を下にひっぱっていました。
襦袢が下がって半襟が見えなくなるんですね。
それで、「衣紋を抜くと、半襟が大きく出てくるよ」と
教えられて、実行してみると、
確かに半襟、前より見えるようになりました。
初期の頃とウイッグを付けたとき、
ウイッグの場合、ほとんど、襟足は見えません。
左の写真は、最近のものですが、
ほとんど衣紋抜いていません。
そのせいだけではないのですが、結構老けてみえます。
いや、実年齢は別にして~~。
きもの友達のR子さんは、結構抜いています。
彼女は、衣紋抜かないと気持ちが悪いそうです。
色っぽいですね。
右は「極妻」の高島礼子さん。すごく抜いて
いるように思うけど、意外にそうでもない。
岩下志麻さんのほうがすごいかも。
映画、ドラマって、後ろ姿写している
の意外に少ないんです。
きもの、後姿の美しさも大きな
ポイントなのにね。
着付けの練習のとき、
やはり帯をすごく下に結ぶ年配の方がいて、
その人が結ぶと、先生が「もっと上に」と
直していました。
あまりに言われるものだから、
「もう、行かないわ」といつのまにか
いらっしゃらなくなって~~。
どちらの気持ちもわかるような気がします。
やはり自分が慣れた着方「以外」の人を見ると、
私レベルでも、落ち着かなくて
つい手や口を出したくなります。
我慢、我慢~~。
「好み」なのか、「気づかない」のかの
判断も難しいところです。
まして、着付けに詳しい方なら~~。
娘の友達、着たいと言ってて、
「じゃあ、今度、連れてきて」なんて安請け合い。
若い人に着てもらいたいのは山々ですが、
さて、どうなりますか??
「まずは基本を習い、そのあと、自由に」
が無難なのでしょうが~~。
以上、娘の初めての着付けで気づいたことでした。
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コメントありがとうございます。きものの着方についえては賛否両論というより、好き嫌いが大きいように思います。娘の着付けについては、これ4年も前、確か大地震で卒業式が延期、それで写真だけでもと素人、未熟ながら私が着付けたのです。ゆえに大した理由も、根拠もなく着付けているので、お恥ずかしい限りです。
大正時代、当時人気があった袴の色にちなみ「葡萄茶(えびちゃ)式部」と呼ばれた女学生たち。毛先を下に向ける髪型も流行し始め、衿の中へ入っていかないよう仰(の)けずに立てていたのではないかと、風俗画からも推測できます。袴姿で衣紋を仰ける着方、賛否両論はこれが由来でしょうね。
とても参考になりました。袴の衣紋も特別決まりがあるわけではなく、やはり柔軟でいいのですね。よかった。
少しひやりとしました。ありがとうございます。
確かに難しいですよね。
レンタルの仕事は、その業者によって変わるので
その時々に合わせます。
今は自分でやっているので
成人式のお着物を初々しく見せたいときは
あまり抜くと、そう見えないですものね。
でも、たくさん抜いてほしいと言うお嬢さま(以前盛髪ヘアが流行った時はありましたね)には、合わせました。
でも、ヘアスタイルや体形によっても衣紋を左右しています。
私は基本抜くのが好きなのですが
袴の場合は、基本は少し控えめにします。
特にハーフアップやダウンヘアの時は、あまり抜きません。
ボリュウムがあるアップの時は、少し抜いた方が綺麗な場合もありますよ。(^_-)-☆
歳を重ねると、自分に似合った着方が楽しめますが
若い時は娘さんらしさを一番に気をつけています。
がんばって下さいね。
袴の場合、衣紋は抜かないのですね。ありがとうございます。振袖の場合も、最近の若い人のヘア、結構ハーフというか、横流し多いですよね。でも、それはそれとして、着付けのセオリー、あまり細かいと、それこそ若い人、きものの楽しさよりメンドウだなが勝ってしまいます。私ですら、ときどき思いますもの。
まあ、まずは楽しさを知ってほしいと思っています。
衣紋問題…!攻防戦に思わずニヤリとしてしまいました~
確かにお若いお嬢様のお着付けは悩ましいですよね…!
袴の着付けですが、今年の春、着付けの先生からのお仕事で大学卒業式の着付けを仲間達と200人弱したのですが、その現場では着付け方にマニュアルがありました。
『衣紋は抜かずに!』でした~~。
派遣現場によって、着付けマニュアルは様々なのですが、そちらでは
◎髪をハーフアップにしたお嬢様が多く、衣紋を抜くと襟足に髪がたまって、後姿の写真が美しくない。(証書を頂くときは後姿を写真に撮るらしい…)
◎お母様の中には、『衣紋をぬく』着付け方に不快感を持たれる方もいる。
◎場にふさわしくない。
とゆう理由が挙げられていました~!
クレーム防止策として、賛否両論ある『衣紋を抜く』着付けはしないでね~、といった流れだったので、衣紋を抜かずに着付けました☆★
現場によって着付け方やマニュアルが様々なので、興味深いです~