閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

山茶花

2010-11-17 07:07:20 | 閃き
山茶花(さざんか)は、花が少ないこの時期から来年2月位まで、白い花を咲かせる樹木である

童謡の「たき火」や演歌の「ざざんかの宿」に歌われる位、身近な存在だが

実は余り印象がなかった

調べてみるとその種類は、3群258種類に分類され、北関東以南で見られる、日本原産木だった


私が父と慕い、色々と指導願っている先輩から、連絡が入った

隣町の有名な料理屋で、邪魔になった山茶花の樹を、引き受ける所を探していて、当家の庭に持って来るが良いか、という内容だった

折角のご好意なので、お引き受けする事になった

実は庭の作り方も先輩に指導を受けているのだ


移植当日は、植木屋が重機を持ち込み、ものの1時間で終わってしまった

先輩は「この山茶花はおそらく、獅子頭という種類だが、花が咲かないと分からない」と付け加えた

先輩には、こちらの都合で何か相談があった時位しか尋ねて行かなかったが、いつも気に掛けていただいていた事に、改めて気付き、感謝した

正に木の上に立って見ていただいている「親」のような存在である

無事に根付き、山茶花の花が咲くようになる頃が楽しみである
コメント
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