閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

風呂

2010-11-29 05:47:04 | 閃き
日本人は風呂好きだ

それも大きな風呂が良い

旅や仕事の疲れを取り、身体をほぐすのには、大きな風呂で手足を伸ばすに限る

寒いこの時期は特に、手足の指先からジーンと温まるのが分かる

腰が温まり、背中から肩にかけて感じていた張りが徐々に溶けるように無くなって行くと、正に「極楽」である

こうなると、殆どの人は泳いでみたくなるのではないか

それも平泳ぎでだ

平泳ぎは身体を大きく伸ばす仕草であるから、ほぐれた身体を実感するのに適している

ただし、公衆マナーを守る日本人は、子供でなければ泳ぐ事などはしないだろう

でも、貸し切りのように一人占めした時、ちょっと泳いだ経験はあるだろう

これも風呂の楽しみの一つだ


最近、地方の温泉地の宿の大浴場に行くと壁に「下着の間違いにご注意下さい」と書かれた貼紙を目にするようになった

男性の下着は似た様な色や形で、旅館の浴衣でやって来るから、脱衣の籠はどれも似ている

おそらく籠の場所が分からなくなるからだろう

他人の下着を身につけるのは、誰もが嫌だろうが、間違えた当人は、間違えたと思っていないから、当然気付かない

折角気持ち良くなっても、これでは台無しだ

なるべく派手な下着を身につけ、間違えにくい場所の籠を選ばないと、風呂を満喫出来ないかも知れない