比較的金のかからない楽しみの一つに読書がある。
図書館ならただだし、古書店なら105円から沢山ある。
「ベンジャミン・バトン(数奇な人生)」(著)スコット・フィツジェラルド(訳)永山篤一2009刊角川文庫。
生まれたときから不思議な人生を歩み始める、ベンジャミン・バトン、映画化は1990年代から何度も持ち上がっていたらしいが、2008年に実現した。
フィツジェラルド作品は、「夜はやさし」「グレート・ギャツビー」などは、村上春樹の翻訳で知られ映画化もされている。
この本に収録されている他の短編も映画化されているものもあるが、原作の日本語翻訳は以外となされていないものが多いらしい。
収録作品は「ベンジャミン・バトン」「レイモンドの謎」「モコモコの朝」「最後の美女」「ダンスパーティーの惨劇」「異邦人」「家具工房の前で」の8品で、短いものは10ページ長いものでも60ページ。
読後、不思議な気持ちにさせられるものばかり・・・ではある。