例年ですと新年が明けたら直ぐに、屠蘇だのお吸い物だのを頂いた後、徒歩で近くの神社に詣で、次に一眠りして昼過ぎ頃にゴソゴソと全員が起き出し雑煮などを食べた後、主要な三社に詣でるというのがパターン化された我が家の行動でした。
しかし今年は子供達がそれぞれの生活の場所に帰った後夫婦で初詣ということになりました。
さすがに正月も七日が過ぎると参拝も少なくなっていましたが、実質仕事始めの会社もあるようで、大勢のそれらしい一行がガヤガヤと集団でお参りをしていました。
去年の破魔矢をお返しして新しいものを頂いてまいりました。
配偶者のおみくじは「末吉」であったとかで、まあ後で良いことが少しはあると言うことで良しとしようと納得していました。
そう言えば、何年か前の初詣でで娘が「凶」を引いて更に次の神社で「凶」を引いてがっくりしていたのを思い出しました。
私はもう何年も前からおみくじを引いたことがありません。
私はおみくじとジェットコスターは好きではないのです。
人為的に設定された楽しみや悲しみなどわざわざ求めるつもりはない、等と妻や子供達の前で強がっているのですが、本当は結構な運命論者ではあります。自然の法則に従い、創造の神の思し召しには従わざるを得ないと思っています。
今月二十日の戌の日には腹帯をもって全員で安産祈願でお祓いを受ける予定です。
神や仏を、なにやら例年以上に意識させられてしまった新春の幕開けでした。