昔はこの地域では「どんと焼」は一月十四日と決まっていたのですが、一時途絶えてその後子供会の行事として復活するにあたり、子供達の休みに合わせて一月の第二日曜日に決まったようです。
午後から雨模様になるとの予報から、12時の点火時間を早めて10時に開始されることになったとかで、慌ててしめ縄だのお飾りだのをもって会場に向かいました。
我が町内の他隣接する二つの町内が数百メートルの間隔を置いて列んで火を焚くことになっています。
こちらも消防の勤務の関係も有り勝手に好きな場所で好きな時間というわけにもいかないようです。
御神酒をまいて、子供達の代表による点火から始まりました。
パ~ンパ~ンとかバチバチッと竹のはじける音が広い田んぼに響いていました。
子供連れの若いお母さんたちの参加が多いのがわが町内の特徴です。
近づくことが出来る程度に火が収まってきたら、各々持ち寄った持ちなどを焼くのですが、その焼き方が創意と工夫の見せ所となっているようです。
今では珍しい部類に入ってしまった正月の恒例行事ですが、人間と火は切っても切れない関係にあり、火のありがたさに感謝しながら火の怖さを認識するには良い機会かも知れません。