歩くコースでコンビニの横を通る機会が多いのですが、その駐車場のフェンスの陰に常駐している猫が多いのです。
時間によってメンバーは替わりますが・・・。
時々誰かが餌をやっている気配もあります。
飼い猫なのか街猫なのか不明ですが、みな適当に太っていて食べ物に困っている様子はありません。
じっと見つめているので、カメラを近づけたら近づけた分だけ離れました。
フェンス越しでも、猫なりの安全離隔距離があるのでしょう。
そう言えば、先日この場所で見かけた白黒の大きな猫を年が明けてから見かけません。
小学生くらいの男の子が二人で自転車のハンドルに付いた駕籠の中に入れて喜んでいたのを見かけたので、そのまま連れて行ってしまったのかも知れません。
街猫なら新たな住み家を確保したことになるし、飼い猫なら下手をすると行方不明ということになるわけで、飼い主にとっては誘拐事件ということになるでしょう。
首輪もない猫でしたが、妙に馴れ馴れしくて人間を警戒する様子のない猫でした。
この写真の猫は今でもほぼ毎日同じ時間に同じ場所かその付近で寛いでいます。
しかし近寄ると少し離れるという警戒の動作は怠っていません。
この適度の緊張感がこの猫を不慮の事故などから守っているのかも知れません。
この「適度」というのが重要な事だと思います。
「極端」はいけませんよね。マスコミはこれが一番好きみたいですが・・・。
「適度」を保持し続ける知恵が今のところは「民主主義」というところでしょうか。
これはイコール多数決ではないと思います。
多数決の論理はしばしば「適度」を越えることの理由に使われることが多いからです。
民主主義には少数意見の尊重という安全装置が付いていることが必須だと思います。
かなり大袈裟な話になった所で一句いきましょうか。
「民主主義 正解の無い 方法論」
こりゃ今年も大変ですニャ~ォ!