昨日の夕方のウオーキングは、コースから少し外れた町外れの集落まで脚を伸ばしてみました。
目的は伏流水が自噴する水源地が多く、比較的早い時期から蛍を見ることができるからです。
蛍の出現には当然時期的なものもありますが、時間の要素が大きいのです。
少しずれれば見えるモノも見えないというわけです。
もうすぐ田植えが始まる季節なのですね。田んぼでは早くも苗床を作るために一部を区切って水が張られていました。
この水に空の薄明かりが反射して、これから暫くは田んぼはほの明るい状態が続くのです。
さて、目的地にはホタル出没見積もり時間20時の20分前くらいに到着しました。
去年観ることのできた辺りで待つこと数分・・・・・・なんと蛍の光が見え始めました。
何枚か写したのですが、安物のデジカメに光が写っていたのはこの1枚だけでした。
フラッシュも使えず、焦点も合わせられず、とりあえず草の葉に停まって光ってくれている間にカメラを接近させて、蛍の光りの呼吸に合わせてシャッターを押してみました。
まあ、良いんじゃないですか。何しろ光が写っているのですから・・・・。
そう言えば以前他所の蛍フェスタを観に行ったとき、テレビ局が来ていましたが、撮影には弱い光を当てながら川や草木などの対象物を入れて、蛍の光を浮かび上がらせていましたね。
何でもそうでしょうが、プロにはプロの技術ってやつがあるもので、我々はせいぜい外灯の薄明かりというところでしょうが、今の時期の蛍はまだ2~3匹が暗闇を用心しながら飛んでいて、簡単には写させてはくれません。
それでも、今年一番の初ホタルを見たという喜びは格別でした。
これからしばらくの間、ウオーキングコースはかなり延伸されることになります。
一句行きましょう。・・・「初ホタル幼心が光ってる」