カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

自然災害列島に住むということ

2016-10-09 09:36:14 | 日常あれこれ
 一年前のブログを振り返るというサービスがあるが、4月の地震以降風景も人の心の有り様も隔世の感がある。

 そんな中で、天候気象や自然の草花はほぼ予定通りに変化を見せてくれる。

 ただ、有り難くない自然現象もある。

 例年やって来る台風や、火山間近に生活する者に対する噴火の洗礼である。

 昨日の早朝阿蘇山が爆発的噴火をしたが、今回はその映像が極端に少ないことに気づく。

 降灰した田畑や割れた窓ガラスなどが殆どで、火口カメラ以外で噴火の実際はテレビにも映し出されない。

 
 (今朝の里山)
 今日も曇っていて阿蘇の方向は見えない。
 
 (去年の噴火の頃)
 去年は秋の紅葉を観に行って帰りに噴煙を撮したことを思い出した。

 一年前の記事では台風と名前の付かない、地域によっては台風以上の被害に見舞われる強風について述べている。
「温台1号」と命名は有り?
 前回の台風は近傍に上陸したこともあって、今年としては一番強烈な台風だった。 しかし昨日から本未明にかけての低気圧の日本海側通過は、名前こそ台風とは呼ばれないものの今年二番目に......

 今年の熊本は自然災害のオンパレードだ。

 地震・大雨・長期間の猛暑・台風・火山の噴火など我が国に発生する自然災害の殆どを経験中である。

 人々の立ち上がろうとする出鼻を次々と砕いていくという自然のシナリオがあるかのようだが、くじけてはいられない。

 こうした土地に生まれ、こうした土地の自然の恵みを享受してきた我々としては災害も含めて受け入れる必要があるのだ。

 豊かさを求めての自然破壊や、必要以上の領域への進出は結局自然の怒りを買うことになるのだ。

 住む地域を限定的に考えて、「自然と共生しながら減災に努める」それ以上は踏み込まないのが本当なのかも知れない。

 「絶望はしないこれまで生きてきた」

 
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コメント
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