朝はそれ程でもなかったのだが、昼頃から黄砂が酷くなってきた。
昨日は黄砂が酷いという予報で、洗濯を控えた相方も今日は二日分を洗濯し外に干して出かけてしまった。
友人とフォレスタのステージを観に行くのだと楽しみにしていたのだ。
▲(霞む里山)
いつもなら緑の若葉のグラデーションまで見える里山も霞んでしまっている。
▲(ケーブルの雀)
久しく聞かなかった雀の声が、ここ一週間くらい前から聞え始めた。
久しくと言えば、ナナちゃんも久し振りに着替えていた。
▲(お召し替えのナナちゃん)
陽気は良いし、出かけたいだろうに置いてけぼりをくらっている。
ナナちゃんの良いところは、我慢強いことで愚痴も言わない。
着せ替えた当人は、今頃フォレスタの歌声に酔いしれていることだろう。
私はと言うと、謡曲の練習で一唸りしてきたので、気分的にはスカッとした感じ。
ミニ菜園の水やりでもしようと庭をウロウロ。
このウロウロだけで1500歩になったから馬鹿にならない。
▲(ミニ菜園の現況)
▲(ジャガイモの花)
いくつも花が咲き始めて、薄紫の花がハッキリするようになった。
品種は多分メークインだろう。
北海道に居た頃、最初に食べたジャガイモがこれだった。
帯広でジャガイモ掘りの祭りがあって、珍しくて参加した。
畑の隅で、牛乳を飲みながら蒸かした芋にバターを塗って食べた。
芋の表面は白い粉が吹いていて、格別に旨かった。
さて、イチゴの花もどうやら実になってきたようだ。
▲(イチゴの青い実)
それぞれの鉢ごとに実を付けているので、みな熟れるまでもってくれれば今年は数的には満足の線に。
ふと下を見ると、死んだような蝶が見えた。
▲(黒い蝶)
大きな黒い蝶で、よく見ると片方の羽根が折れ曲がっている。
生きているなら羽根を伸ばしてやろうと手を伸ばすと、パタパタと羽ばたき始めた。
ただ片方の羽根が折れ曲がっているので飛び立てない様子。
地面の上で盛んにパタパタやるばかり・・
生まれたばかりではなさそうなので、弱って死ぬ前の蝶のようだ。
庭の木々や、家の壁などにサナギがあるので、庭生まれの蝶かも知れない。
「あの時の青虫です」と名乗ってもらえばハッキリするのだが・・。
青虫と菜園の関係もなかなか難しいものがあるが、消毒は一切しない。
虫が安全を保証してくれた虫食いの野菜を毎度おいしくいただいている。
「蝶々が菜の安全を保証する」・・・しろ猫