雲は多かったが、降雨確率も午後から50%程度という予報で、明るい朝だった。
大リーグの試合中継が、8時過ぎには9回の裏でしかも相方贔屓のドジャーズが連敗。
早朝からテレビ観戦中の相方は、連敗に意気消沈。
景気づけに「山田の藤」を見に行こう、という話で盛上がった途端に空が暗くなり始めた。
昨日に引き続き本日も家籠盛り。
仕方がないので、我が家の花でも眺めることに・・
▲(胡蝶蘭)
去年に引き続き今年も胡蝶蘭の3鉢に花芽がつき、そのうちの1鉢が先行して咲き始めた。
相方の友人からのいただき物で、多分花は駄目だろうけどという注釈付きだった。
いただいて数年後の去年、すべての鉢が一斉に開花した。
自慢しようと写真を準備中に、その友人が亡くなったことを知った。
去年に引き続き今年も咲き始めたが、花は彼女の思い出つきになってしまった。
さて、気を取り直して庭を歩くと・・
▲(ツツジ)
ツツジはほとんど終わってしまったが、この花だけが咲き続けている。
▲(ピラカンサ)
赤い実は鳥が少なかったので残ったままなのに、花が咲き始めた。
葉っぱの新旧交代や、新しい実が成る前に赤い実が落ちたりして、暫くは掃除が大変である。
▲ (シンビジウム)
他のシンビジウムは花が終わってしまって定位置に戻ったのに、1鉢だけ遅れて咲き始めた。
一週遅れのトップランナーといったところ
▲(ブルーベリー)
花期はとっくに終わって、葉っぱが伸び始めたのにポチポチと二度目の花が・・
▲(ミニトマト)
去年の夏のミニトマトが、落ちて発芽し鉢の中で一月に花を咲かせ3月に赤い実を食べた。
その後、ヒョロヒョロで駄目だと思ったが鉢から出して庭の隅に地植えをした。
今日見ると、驚いたことに花が数輪咲いていた。
▲(ヒメヒオウギ)
▲(チリアヤメ)
ヒメヒオウギやチリアヤメは雑草のような逞しさで、今年も思い思いの場所で花を咲かせ始めた。
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こうしてみると花もいろいろである。
思い出を運ぶ花、時期遅れを楽しむ花、用心深く二度咲きの花、三世代目に突入したトマトの花等々。
人生いろいろ、花もいろいろあるから面白い。
「美しい花は裸の表現者」・・・しろ猫