昨日はとうとう雨が降ったり止んだりが一日中続いてしまった。
一時は側溝の水が溢れる程降った。
▲(側溝から溢れる雨水)
とうとう歩きにも行けなかったので、その前々日の田んぼの様子をUPする。
▲(堤防道路)
例年だと、葛の蔦が両側に繁茂して堤防上を占領してしまっていた。
今年は早めに処置をしたようで、綺麗になっていた。
良く見ると、先日まで去年の水害時の土砂流入で耕作不能になっていた田んぼの復旧が行われていた。
▲(田んぼの復旧作業)
もう何枚かの田んぼが復旧を終えていた。
▲(復旧作業に協力するサギ)
重機の唸りも、アームの動きガシャガシャいう音も平気で近づいていく。
▲(復旧作業待ちの田んぼ)
しかし川の反対の堤防側ではまだ流入した土砂がそのままの田んぼもある。
雑草が茂りセイタカアワダチソウの花が咲く。
▲(すすき)
▲(アレチハナガサ)
一年間耕作が出来なかった田んぼだが、来年は田植えができるのだろうか。
もちろん被害を受けているのは堤防付近の一部で、大部分は稲刈りの最盛期を向かえている。
▲(稲刈り作業)
台風の被害はなかったが、猛暑続きだったので品質についてはどうなのだろう。
毎年家まで玄米を届けて頂いている農家に電話すると、申し訳なさそうな声が返ってきた。
なんと今年の新米は全国平均で48%くらい、熊本でも50%以上の値上がりなのだという。
そう言えば、2000年代以前より米は安くなる一方で中小の農家は採算割れをする状況だった。
中山間地域の田んぼは放置され、棚田は元の山に戻りつつある。
国民の主食を生産する農家の、正当な利益を確保するため多少の値上げはやむを得ない。
以前から、農協買い上げ価格より高かったが配達込みなので了解していた。
今年は、これまでのご縁だからと、多少は考慮してもらえるらしいが・・・。
「秋雨に滅法弱い半平太」・・・しろ猫
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