カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

小さな秋を求めて里山の集落へ

2024-11-21 11:06:09 | ウオーキング

 朝は曇りがちだったが、昼前になって太陽が顔を出した。

 最高気温は19度の予報で、平年並みの気温というところか。

 昨日は性懲りも無く小さな秋探しに里山の麓の集落まで出かけた。

 

 ▲(里山の一つ:船野山)

 小高い船をひっくり返した様な形状の船野山、これが火山性の山だとは俄には信じ難い。

 手前の田んぼは旧火口跡。

 

 ▲(旧火口跡)

 船野山の麓の集落方向から見た旧火口跡。

 阿蘇の第4期の噴火の火砕流でほとんど埋められてしまった。

 

 ▲(噴出物で出来た丘)

 かろうじて、残った噴出物は丘状になっている。

 

 ▲(赤い土が目立つ秋の畑)

 

 ▲(畑の端の熔岩)

 

 ▲(そうめん滝の池)

 水面から1~2m程の高さの地層から水が湧き出ている。

 滝と言うには大袈裟だが、僅かな高さから清冽な水がソウメンのように流れ出ることから「そうめん滝」と呼ばれている。

 上水や農業用水に今も活用されている。

 ちなみに、我が家にやってくる米はこの水で栽培されたもので、とても旨い。

 

 ▲(池のサギ)

 田んぼに水が必要のない時期になって、自然に流されているので水位が低くサギも漁に余念が無い。

 

 

 ▲(柿)

 

 ▲(ツワブキの花)

 

 ▲(白い朝顔)

 

 ▲(丘から見た我が家の方向)

 手前の平地の部分に川が3本流れていて、田んぼは私のウオーキング田んぼコース。

 町の裏手の高台一帯の畑地が、ウオーキング畑コース。

 ・・・・・・

 結局、「柿」と「ツワブキ」の花以外で秋を如実に示すものは見つからなかった。

 そこで、夜間にホタルを探しに訪れたとき転落した用水路周辺に向かった。

 

 ▲(転落したのは手前の用水路)

 水底には梅花藻がゆれる綺麗な湧水の農業用水路である。

 ガードレールのある向こう側に湧水の池があって、ホタルの名所になっている。

 ところが、鰻の料理屋さんが出来て華々しい電光掲示板を設置。

 これが目くらましになって、手前の用水路の縁が全く見えない状況だった。

 いま考えてみると、大怪我をしなかったのは単に運が良かっただけでだとわかる。

 冷たい清冽な水は、文字のごとく「年寄りの冷や水」だった。

 「各々方もご油断めさるな」、と言いたいが私だけの単純な失敗談。

 秋を探しに行って、転落場所の日中現場検証となってしまった。

 「身一つの始末も出来ず国憂う」・・・しろ猫

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コメント (2)
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