高気圧に覆われて良い天気が続いている。
さて、日没が早くなって直ぐ暗くなる。
歩きに出る時間も考えないと、夜間の蛍光タスキを持たないまま暗くなってしまう。
相方の友人の旦那さんが、歩きの途中で躓き倒れて大怪我をした話が飛び込んできた。
意識不明で歩道で伏せたままだったが、意識が戻り血だらけで帰宅した話にしばし唖然。
足元注意、履き物注意、服装注意、時間帯注意などなど、相方の注意事項は細部に及んだ。
私としては先刻承知の事柄ばかりだが、肝に銘じて午後も早い時間帯から歩いた。
▲(午後の3時半くらいの秋雲)
明るいし、少し長くなるが林間コースから畑コースに出ることにした。
秋を求めてのコース設定だったが、なかなかどうして道も長いが秋も遠い。
ついつい秋の雲を眺めてしまう。
▲(秋雲の中の月)
帯状の、羊雲というのか鱗雲というのか知らないが昼の月が薄っすらと見えた。
所在を雲で偽装しているようだ。
その気になって、見ないと月があることさえ気がつかない。
やがて陽は少しずつ西に傾きかける。
▲(夕方の雲)
夕方の雲は千変万化、みるみるうちに形を変え姿を消していく。
このまま暗くなっては拙いので帰りを急ぐ。
▲(ロードミラーのある風景)
ここまで来れば、自宅までは残り200歩。
ユックリ着替えをしていたら、マジックアワーが始まった。
▲(マジックアワー)
マジックアワーと言えば、以前面白い同名のドラマがあった。
三谷幸喜演出で、私も相方も好きなドラマだったが・・・。
夕食後、空を見上げると鱗雲の中だった月が、雲一つない空で輝いていた。
明日も上天気は間違いないと約束してくれそうな月。
そう言えば、歩く途中で歩道のデコボコに靴のつま先がちょっと引っ掛かったらしく歩調を乱した。
履き心地の悪い安物の靴のせいにして、おごそかに買い換えを宣言。
相方も、そらみたことかと直ちに同意。
天の時、地の利、そして夫婦の和、機は熟した・・のだ。
「読めますか心模様のQR]・・・しろ猫