カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

飯田山の中腹で秋を探す

2024-11-20 11:12:11 | おでかけ

 ここ2日ばかり朝晩は肌寒く感じるようになってきた。

 冗談を抜きに冬が秋を追い越しにかかったようだ。

 近くをうろついてもなかなか黄葉にも巡り合わないので、里山の中腹まで出かけてみた。

 

 ▲(飯田山中腹の溜め池)

 国道443から飯田山(約430m)の登り道を車を走らせる。

 飯田山の頂上の少し手前には、常楽寺というお寺がある。

 登り道を進むと、集落の途切れるあたりに溜め池があり、小さな駐車場もある。

 これ以降は徒歩の登山道となり、お寺への参詣道となる。

 

 ▲(銀杏の黄葉と蔦などの紅葉)

 全般に紅葉には少し早いが、カメラ的に意識して色づいた木々を入れてみた。

 

 ▲(溜め池周辺の木々)

 手前の銀杏などを入れないアングルだと、まだまだ緑の方が圧倒的に多い。

 水面には鴨たちがスイスイと泳いでいた。

 倒木が水面に顔を出した辺りにカメが居た。

 

 ▲(甲羅干し中の亀)

 木の根っこが風化して堅い部分だけ残っていて、けっこう生き物風にも見えるが亀は1匹である。

 この池を過ぎると登山道(参詣道)がはじまる。

 

 ▲(一丁石仏)

 登り口には、一丁石仏が祀られていて十四丁目の登り口には不動明王が祀られている。

 これが十四丁なので一丁(109m)毎に番号が少なくなり、残りの道程を知らせてくれる。

 ちなみに石仏は、一丁毎に変わっていく。

 江戸時代中期に建立されたものらしいが、経年により劣化したり紛失したりしており逐次修復されている。

 

 ▲(登山道)

 夕方近くであったし若い頃ならさっさと登ったかもしれないが、私の方も経年劣化が著しく尻込みした。

 またいずれ覚悟を決めたら、もっと早い時間帯からアタックしたい。

 帰り道の集落付近から、下界を見下ろす。

 

 ▲(金峰山系と熊本市&我が町の一部)

 集落からは、布田川断層帯に沿った小高い丘の向こうに市街地が見える。

 もっと若い頃、薄暮の時期に訪れたことがあって、夜景が綺麗だった。

 こんな所に住んでみたいと思ったことがる。

 だが今となっては、病院だの買物だの交通手段だのと、無理筋を列挙するばかり・・・

 

 ▲(嵌め殺しの窓枠を額縁にした黄昏時)

 

 ▲(夕暮れの西空)

 夜景ならぬ夕空ばかりをパチリパチリの生活が続いている。

 さて、冬が追い越し車線から秋を猛追しているこの頃である。

 懲りずに秋を探して彷徨いてみようか。

 冬に追い越される前に・・・

 「温暖化季節にけじめつけられず」・・・しろ猫

 徘徊と間違えられないよう十分注意をせねば・・・。

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コメント
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