カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

一輪ほどの温かさ

2024-01-16 17:17:25 | ウオーキング

 とても穏やかな日和の一日だった。

 去年のブログには、蕗の薹が芽を出したことを書いている。

 その場所には一週間ほど前から訪れているもののまだ顔を出していない。

 今日も、あまりの温かさにつられて様子を見に行ったが駄目だった。

 仕方なく、木山城祉付近を歩いてみた。

 

 (紅葉が残ったトウカエデ)

 周りは全部葉っぱを落としているのに、この一本のカエデだけまだ紅葉が残っている。

 何となく今年も様子が変である。

 

 (木山城祉の水仙)

 日当たりの良い場所では、もう水仙がチラホラ咲き始めていた。

 

 (山茱萸の実)

 山茱萸はまだ赤い実を残したままだった。

 

 (雪柳の花一輪)

 季節的には雪柳は少し早いが一輪咲いていた。

 たった一輪なので、見逃してしまいそうだが、一輪をよく見ると中々可憐な花である。

 満開の時期を迎えると、雪柳の名のように全体が白くなって個々の花をよく見ることがなかった。

 一輪の雪柳に触発されて、梅の開花を探してみた。

 

 (開花寸前の梅のつぼみ)

 2~3日内には咲くだろうと思いながら、何本か有る梅の木を一本一本探してみた。

 

 (梅一輪)

 ナント!白いものがチラッと見えたのでよく見たら一輪だけ開花していた。

 

 いろいろ角度を変えたりしながら、少し高い位置にある道路上から、下方の梅の花を撮したが鮮明さに欠ける。

 でも、まあ一輪咲いていたということで、私が標準木と定めている梅の木なので、厳かに「開花宣言!」。

 桜の開花は、5~6輪が一枝に咲いた頃に開花宣言となるが、梅ならいいだろう。

 なにしろ「梅一輪いちりんほどの温かさ」という句もあるではないか。

 そう言えば「梅が香にのっと日の出る山路かな」という芭蕉の句の標柱が近くに建てられている。

 今日は、「雪柳」と「白梅」の花一輪に心が和んだウオーキングだった。

 「山茱萸の実の赤々と冬ざるる」・・・しろ猫

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