ツクシイバラの群生している熊本県球磨郡錦町の球磨川河川敷を訪れた。
何年か前に訪れたのは6月上旬で、少し花の時期を過ぎていたので今回は早めに訪れてみた。
ツクシ(筑紫)と言うくらいだから九州の固有種だろう。
バラの原種の野イバラの一種で、世界のバラの原種の三分の一くらいが日本にあるらしい。その一つがツクシイバラで県の絶滅危惧種(Ⅱ類)に指定されている。
町の皆さんの保護活動に守られ群落は大きく広がりつつあるような気がした。
堤防上からのツクシイバラの群落
色などが微妙に違うものも見られた。
辺りには季節の木々や草花も咲いていて、ついでに楽しませてもらった。
アザミや野菊その他季節の花が・・・。
センダンの花も満開
我が家の庭にもツクシという名前が頭についた花がある。
ツクシマツモトという花で鉢の中で毎年花を咲かせている。
球磨川河川敷には多分イベントの準備だったと思うがテントやテーブル・椅子などが準備され、準備作業中と思われるご婦人方からお茶の接待を受けてしまった。
各地でいろいろなイベントが催されるが、花のフェスタなどは仕掛けが単純なわりには性別や年齢にかかわらず楽しめる。
特にその地方にしかない独特の野生植物とくれば・・・行くしかない。
「季は花に憂いは本に聴いてみる」・・・・なんて、気取って一句。
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