カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

パンドラの箱

2016-11-10 09:57:51 | 本と雑誌
 一年前の昨日の私のブログは「超・反知性主義入門」という本の紹介をしていてる。

 知性とされてしまっている「既成の構造」にもの申すといった内容で、読後感として言わんとするところは理解できるが、表題の頭に「超」という文字が着いているのだけがよく分からんと結んでいる。

 そのブログを振り返って読みながら、今回のアメリカ大統領選における大方の予想を覆す「トランプ」の勝利という結果と符合する部分があることに気がついた。

 そのブログでも紹介しているように、この反知性主義というのは近年にわかに言われ出したというが、「近年」とか「にわかに」とかいうところが予言的であったともいえる。
超・反知性主義入門
 心配していた腰痛は最悪の事態は回避できそうな方向に向かって行くのではないかと推察できる。 前夜の事態は、入院騒ぎまで云った時と似ていたのだが、翌朝の動けなくなっていたあの痛さ......

 イギリスのEUからの離脱やフィリピンの大統領の言行など、何となく今までとは違った動きが感じられる昨今である。

 変革だのチェンジだのの言葉に国民は滅法弱い。

 現状追認などという政治家はいないという現実も知ってはいるが、現状否定と変革の言葉に国民は飢えている。

 そして「パンドラの箱」は大体一国に数個は準備されているものなのだ。

  
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