カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

公園の蝋梅

2019-01-29 10:21:13 | 日常あれこれ
 当地でも梅の開花宣言があった。

 桜の開花宣言はよく聞く話だが、梅にもあったのだ。

 標準木が何処にあるのか知らないが、多分記事にした新聞社が馴染みの梅林公園の咲き具合で判断しているのだろう。

 今年は例年よりかなり早いという話である。

 昨日は梅の花をUPしたので、他にも春の兆しはある筈だと木山城祉公園まで歩いてみた。

 

 やっと復旧工事が始まった公園には、水仙の花の他にはまだ何の花も咲いていなかった。

 蝋梅も咲いている筈だと思って、例年咲いていた辺りを探した。

 

 何やらごっそり切り倒されていて、広場の横にあったトイレも跡形も無くなっていた。

 石垣や階段などを作り直し、公園を整備するには多少従来の草木を処分する必要もあったのだろう。

 切り倒された木々の中に蝋梅があった。

 

 蝋梅の花は、切り倒されて間がないのか、咲いている花はまだ元気でとても切り倒された花とは思えなかった。

 椿やサザンカも全部倒れていて、造るために壊すという空虚な気分を味わうはめになってしまった。

 温室栽培の花々は、季節を問わず咲き誇っているが、自然の中で草木が花を咲かせる時期と場所はほぼ定まっている。

 この公園には、句碑が幾つも建てられていて、その句に詠まれた草木が植えられている。

 草木の名前を覚えるにも丁度良い具合なのだ。

 句碑は、場所によりそこからの眺めが、詠まれている句に合致するように置かれている。

 例えば、東の方向にあり太陽が顔を見せる「朝来山」に向かっては、「梅が香にのつと日の出る山路哉」という芭蕉の句が設置されている。

 句碑との関係からも、もし都合により草木を伐採する必要に迫られたらその跡には同じ草木を植えるか、移植するなら句碑も移動するくらいの心配りが必要だろうと思う。

 「切ることを知っているのか花蕾」

 
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