「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

新制度決定

2014年10月25日 | 今日のお仕事 
県立高校入試の2日間化(学校独自検査導入)が正式に発表されましたね。
これで、評判はどうであれ、この先数年はこのやり方で行われるということで
疑問を感じつつも従うしかないわけで、いろいろ思うところはありますが
ひとまず飲み込もうと思います。

保護者の中に、「試験日が2日間になると、病気など体調管理が心配」とおっしゃった方がいました。
確かに、今までも、インフルエンザになったのを薬で熱を下げて別室受験で合格した生徒を何人か見ていますが
とにかくその日1日なんとか持ちこたえさせて、やっとの思いで受けていたので
2日目もあるとなると体力的にキツイのは間違いないでしょう。
そうならないように、本人も周りも気をつけるしかありません。

人生初めての入試、しかも推薦制度がなくなってほぼ1回しかチャンスがなくなったため
大学入試よりも「失敗できないプレッシャー」が大きいといえます。
しかし、今段階では、本人たちはいたってのほほんとしていて危機感のキの字も感じられない…。
病気の心配だけでなく、緊張感が2日間もつのか、というのも心配だなあ。

市外の高校を志望校としている生徒が
「(入試で)2日も行くの面倒だから、(志望校を変えようか)どうしようかなー。」と
発言したのには驚きました。
合格したら、毎日通うんだよ?
志望校へのこだわりはその程度なのか…。まあ、そんなもんだよな…。

大人ばっかりヤキモキして心配するのは仕方のないことなんでしょうけどね。