「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

ベテランには程遠い

2019年05月16日 |   中3 
中学校の定期テストのための居残り自習が始まりました。
今日は中3クラスの生徒中心。

中3だから、定期テストにも慣れているし
ペース配分も集中力もバッチリだろうなんて甘かった。

ワークの問題を3問解いたら、靴を履きなおし
次の3問を解いたら、靴ひもを結びなおし
次の3問を解いたら、カバンの中でしわくちゃになった数学のプリント
引っ張り出してファイルに閉じ
次の3問を解いたら、今度は社会のプリントを引っ張り出してファイルに閉じ
次の3問を解いたら、今度は英語のプリント…
という生徒がいて、見ていてイライラしました。
本人は自習時間終了後に「今日はけっこう進んだ!」と満足げだったけど
設定時間の半分しか勉強してませんから!

一方、すごい勢いでワークに取り組み
「やべぇ、今日で理科の範囲終わっちゃった!」と言う生徒も。
まだテストまで2週間くらいあるのになあ。
これからしばらく理科以外のワークにかかりきりになり
今覚えていることも忘れてしまうかも。
ワーク2回目、3回目ができる余裕があるといいんだけど、どうなることやら。

彼らにとっては9回目の定期テストだけど
まだまだ「テスト勉強のベテラン」といえる生徒は少ないです。