白雲去来

蜷川正大の日々是口実

選挙でわしも考えた

2009-09-01 15:49:35 | インポート

八月尽(月)雨。

 朝、八時過ぎに目を覚ましたら、家には誰もいなかった。一人で朝食を食べるのは、チョット寂しい気がする。朝食は、ハムカツに目玉焼き、キャベツの千切り。みそ汁は昨日の残りのジャガイモ入り。新聞を見れば、「民主圧勝、自民惨敗」とあった。民主党が三百八、自民党が百十七。正に四年前の郵政選挙の間逆の結果が出た。戦前の予想通りに、総理大臣経験者や大物閣僚の落選が相次いだ。又、公明党も太田代表や北側、冬柴の元幹事長、幹事長が落選するという大敗を喫した。

 まあ、有権者も民主党の政策を容認した訳ではなく、余りの自民党の体たらくに、一度お灸を据えてみよう。という思いがあったのだろう。私の周りの一般の人達も、「一度民主党にやらせてみてはどうか。ダメならばまた戻せば良い」という感じの人達が多かった。民主党が勝ったというよりも、自民党が自壊した、というイメージが強い。

 確かに、民主党の政策には反日的なものが多く、特に社民党との連立によって、防衛費の削減、日米安保の見直しが要求されるに違いあるまい。しかし、民族派にしてみれば、冷戦構造の終焉に伴い、敵の存在が薄れ、闘いが多様化する中において、民主党という明確な敵が現れたことは、正に僥倖と言えるのかもしれない。それは政権与党である民主党を打倒することこそ真の反体制運動へと結びつくからである。民主党の出方によっては、全国的な反体制統一運動のきっかけにもなるし、来年の山口二矢烈士の五十年祭に向けて、何か突破口が開けるかもしれないのだ。我々も正念場。新たなる戦場に向かって進撃しなければならない。

 夜は、自宅の近くの焼肉屋「清水苑」にて、近所のオヤジ達との定例の飲み会。早い人は一時間ぐらいで帰ってしまうが、私を含めた三、四人のいつもの飲兵衛は、閉店ギリギリまで陣取って、一杯一杯復一杯、と飲んでしまった。中破・良飲の夜だった。

 


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