九月十一日(金)曇り。
例の9・11テロから八年目。このテロでは、日本人二十四人を含む約三千人の人々が亡くなられた。いくら、どんな理屈をつけてもこんなことが許されて良いわけがない。何も関係のない人達を巻き込むような政治闘争など、愚の骨頂である。「自作自演だ」、「当然だ」などと言う人がいるが、私は、決してそんな気にはなれない。なくなられた方々のご冥福を祈るのみ。
今日も、朝食後に愚妻と朝歩き。今日も、蝉の声が全く聞こえない。季節は秋の奥深くに、かなりのスピードで進んでいる。二時半から歯医者。しかし本当は十二時の予約だった。スマン、スマン、オスマントルコ。と受付のお嬢さんに謝った。
終了後に事務所へ。お世話になっている方から、北海道のカボチャが沢山ご恵送頂いた。カボチャと言えば網走時代に一生分くらい食べた。甘いものに餓えていたせいか、ただ塩茹でしただけのものでも、栗を食べているようにおいしかった。煮物はもちろん。「勤労食」といって、普通の食事以外にも、毎日一品副食がついた。そのほとんどが、我々が収獲したカボチャやジャガイモが多かったが、苦労した分、あの味が忘れられない。
カボチャは、煮物、塩茹での他には、ストーブの中に放り込んで焼いたもの、あるいは茹でてコロッケのようにしたものを、油で揚げて砂糖をまぶしたものなどが出た。当時を思い出して、全てに挑戦してみたいと思っている。
亀・福・鳩と文字づらだけを見れば縁起が良さそうだが、どうなることやら。こんな連中が政治を司る国に住みたくはないが、他に行く処もないし、あーあ嫌だ嫌だ。
夜は、まずカボチャの天ぷらと甘辛煮を肴に「黒霧島」で一杯やった。私を支えて頂いている多くの方たちに感謝しつつ、杯を重ねた。