白雲去来

蜷川正大の日々是口実

頭が腐ってしまった。

2010-06-04 04:48:22 | インポート

六月三日(木)晴れ。

 いやはやさすがに朝は起きられなかった。目が覚めたときには、家に居るのは私一人である。重い頭と体を引き摺るようにして風呂場へ行き、シャワーを浴びた。朝食をとりながら、昨夜のことを思い出しつつ、愚行がなかったのかと記憶をたどる。何しろ田中辰裕さんとお会いした、その後の事は全く覚えていないのだ。

 

 テレビでは、退陣した鳩山総理の後継について報じている。このままでは、菅直人が総理になるのだろうが、選挙目当ての首の挿げ替えであることはミエミエである。組閣人事となれば、事業仕分けで目立った蓮舫ちゃんなど入れて、支持率アップに出るだろう。嫌だナァー。

 

 食後は、遅れている「実話ドキュメント」の第九十五回にとりかかる。今回のタイトルは「酒を読む」。本当は、「酒癖」について書こうと思っていたが、筆を進めていくうちに、酒の話に終始してしまった。夕方に脱肛ではない脱稿し、メールで送信。編集長と横山孝平君に、スマン、スマン、オスマンサンコンである。

 

 今日は、本当に頭が腐っていて、自分の中では、てっきり金曜日と思っていた。六時に、関内駅で、某雑誌の編集長と待ち合わせをしているので、慌てて家を出た。関内駅の手前で、携帯を見たら、今日は木曜で、編集長との待ち合わせは明日であることに気がついた。ガガーリン!である。

 

 そのまま自宅に戻るのもシャクなので、井土ヶ谷駅近くに移転した「らいぶ屋」という焼き鳥屋で、一杯やってしまった。このお店の焼き鳥は、この辺では有名で、若いマスターの感じもとても良い。ご無沙汰を詫びて、「一粒の麦」をロックで四杯。

 

 自宅に戻れば、家族の冷たい視線を浴びつつ、そくさと部屋にこもって寝てしまった。マイッタ、マイッタ。


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「駒形どぜう」で一献会。

2010-06-04 04:25:58 | インポート

六月二日(水)晴れ。

 良い天気である。午前中は事務所にて仕事。遅れている「燃えよ祖国」の資料整理である。

 

 岐阜の細川嘉彦先生からのメールで、昨日亡くなられた、牧田吉明氏の告別式が、岐阜市の照寺というお寺で行なわれるという。残念ながら出席できないが、いずれ、東京で「偲ぶ会」でも催して頂きたいものだ。

 

 今日は、六時より、浅草の「駒形どぜう」にて、お世話になっている國學院大學の大原康男先生と、弊社社友会代表の隠岐康氏との一献会があり、上京した。江戸情緒に溢れるこの店が好きである。野村先生の思い出に花が咲き、三人で焼酎を二本も空けてしまった。

 

 飲んでいるときに、岐阜の細川先生から電話が入り、東京から来訪した犬塚哲爾さんや、長野の新藤厚さんたちと牧田氏の通夜を行なっているとのこと。牧田氏についてはいずれ書いてみたいと思っている。合掌。

 

 その後、定例コースとなっている錦糸町の某店に転戦。一時間ほどで辞し、大原先生を見送り、更に一軒転戦。ここで偶然にも地元の田中辰裕さんとお会いし、杯を重ねるが、さすがに飲みすぎて三十分ほどで解散。久し振りの大破・轟沈であった。

Img284 ※「風の会」の応援演説をする牧田氏。札幌にて。

Img283※同じく札幌での記者会見での牧田氏。

Img281 ※昭和62年頃か。「ペントハウス」誌の対談の時のスナップ。左から、鈴木邦男氏、野村先生、牧田氏、阿部勉氏。鈴木さん以外は、皆、亡くなられてしまった。


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