白雲去来

蜷川正大の日々是口実

哨戒艇撃沈も、そろそろトーンダウンか。

2010-06-17 22:09:33 | インポート

六月十六日(水)雨。

 深夜、風雨が強く、我が陋屋が雨漏りがしないか心配だった。朝食後は、真面目に仕事。連載させて頂いている「実話時報」へ、野村先生の思い出を綴った「回想は逆光の中にあり」の第十三回を脱稿した。やれやれである。

 

 夜は、町内の仲良しさんたちに誘われて、「たつ屋」というラーメン店で一杯会。ここのチャーメン(中華風焼きそば)が美味いんだナァー。早目に帰ってツタヤディスカスで借りた森繁の社長シリーズの「続・社長洋行記」を見た。そこに出てくる香港女優の尤敏(ゆーみん)が美人で、彼女が出ている映画を探していたところ、インターネットで彼女のファンの方を知り、教えて頂いた次第。

 

 この森繁の社長シリーズは、資料によれば、昭和三十一年の第一作から、昭和四十五年まで三十三作も作られた。当時の東京の風俗が映し出されて、その風景を見ているだけでも楽しい。

 

 そういえば、北朝鮮による韓国の哨戒艇の撃沈事件で、韓国の世論が沸騰しているのかと思ったら、先ごろ行なわれた韓国の統一地方選挙で、与党が惨敗してしまった。哨戒艇の撃沈で北朝鮮への批判が高まっている最中の選挙だけに、与党が圧倒的に有利だという下馬評にもかかわらず、与党が惨敗してしまった。北朝鮮の思うとおりになった訳だ。

 

 産経の黒田勝弘氏の分析は、北の国民は、貧しいがゆえに、戦争にでもなればと考える人が多いが、韓国では、現在の繁栄を謳歌しているため、戦争などとんでもない。という人が多い。戦争の覚悟のない韓国は、これからも北朝鮮に何をやられても「泣き寝入り」するしかない。と書いていた。

 

 韓国の国民だけではない。自国の安全を米国に委ねて恬として恥じない、我が国の国民は、きっと韓国以下だろう。戦争の覚悟どころか、国防の意識も希薄なのだから、自国民が拉致されても、パチンコ玉ひとつ撃つ事もできずにいる。何とかならんのかネェー。

 


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