白雲去来

蜷川正大の日々是口実

枝野幸男の品位。

2011-06-08 21:12:29 | インポート

六月七日(火)雨のち曇り。

 午前中は、「大吼」の最後の編集。もう一息である。夜は、名前だけは真面目な「蜷川政経懇話会」を、中学の同級生の高杉茂氏が経営する野毛の「弥平」にて開催。九名が出席して、刺身や天麩羅などを肴に麦焼酎を飲んだ。

 終了後に、後輩と一緒にサリーの店へ転戦。珍しく暇で、十一時過ぎにサリーと、某ホテルの中華料理の顧問をしているT氏などと一緒に「写楽」へ。遅かったせいか、ほとんどつままずに軽く飲んで帰宅した。

 産経新聞の「産経抄」に驚く記事が出ていた。それは、参議院決算委員会で、自民党の山谷えり子議員が、天皇、皇后両陛下の被災地ご訪問にからみ「天皇陛下は何代目の天皇か」と枝野幸男官房長官に尋ねたところ、「存じませんと」と答えたそうだ。非常識も甚だしいが、産経抄は、こう指摘している。「枝野氏は菅直人首相の後継候補に名前があがり、政府の中枢にいる。もし首相となれば、外国の要人との会談の合間に「日本の天皇は何代続いていますか」と聞かれるかもしれない。答えられなければ国として恥をさらすことになる。政治家は国の将来だけではなく、その歴史も背負っているのである。

 正にその通りで、政治家の品位が、そのまま国の品位とみなされる時もあるのだ。総理といい、官房長官といい、ご皇室を尊敬しないような連中が、日本のトップにいることに、現在の日本の不幸と災いがあると思うのは、大袈裟だろうか。


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通夜式に出席した。

2011-06-08 20:43:59 | インポート

六月六日(月)曇り。

 昨夜遅く、野村先生の本の装丁や群青忌のポスターなどを製作して頂いているデザイナーのはが里枝さんのご母堂が亡くなられたとの連絡が入った。通夜式が夜六時より向島の近くの葬儀場で行なわれるので出席した。

 社友の大熊雄次氏や隠岐康氏、そして埼玉から正田秀幸氏、カメラマンの平早勉氏らが、はがさんのご母堂の遺影の前で手を合わせ、ご焼香を済ませた。

 終了後に、葬儀場の近くにある「酒場放浪記」に出てくるような居酒屋に寄ったが、この店が最低だった。何が最低といえば、板前さんや料理には問題がないのだが、品物を運んでくるオヤジが無愛想で、加えて、オーダーした物を出すのに、テーブルに置けば良いのに、話をしている所に、いきなり顔の目の前に「ホイ」とか言って手渡すのである。きわめめつけは、座敷にいて帰ろうとした二人連れの靴を足で蹴って揃えていた。飲み物のお代わりを頼んでも愛想が悪く、皆、気分を壊して十五分程度で店を出た。

 車だった正田氏は帰宅。我々は口直しに上野へ。大熊氏の知り合いという開店したばかりの「せいじ」というすし屋へ。こちらは味もお店を切り盛りしている親子も愛想が良く、特に板さんの父親は、以前中華のコックだったとかで、すし屋なのにチャーシューとか炒め物が出たのには、少々驚いたが、まあこちらとしては、ツマミが多いほうが飲んでいて楽しいので大歓迎だった。

 その後、錦糸町に転戦してから帰宅した。


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