白雲去来

蜷川正大の日々是口実

機関誌の校正が終わった。

2014-05-09 15:54:28 | インポート

五月八日(木)晴れ。

私が発行している機関誌「燃えよ祖国」の最新号・第202号の校正が終了した。他の団体の機関誌との相違は、余り時局ネタを扱わないということだろう。恩師である野村秋介先生の思想と行動が風化せぬよう、そして野村先生のことを一人でも多くの人たちに知って頂くことを、編集の基本方針としている。それでも、野村先生と生前に一度もお会いしたことのない人たちが、先生について書いて頂くことが嬉しい。FBで知り合いとなった、宮崎の石鯛師の福田秀春さんは、早稲田の出身で、卒業後にさる会社に定年まで勤め上げ、現在は志を持ったアルバイターとして頑張っている。私と同じ歳だが、新たな挑戦を求めているから凄い。

その福田さんの原稿が前号に引き続き202号にも掲載させて頂いている。「わが心の野村秋介ー春に『銀河蒼茫』を読む」である。野村先生の俳句を元にしたいわゆる「俳句日記」なのだが、味があるし、とても勉強になる。読者の皆さんには、日曜日に発送しますので楽しみにしていて下さい。

過日、私の後に「大吼」の編集をしている小針政人氏が来訪した折に話したのだが、編集者にとっては新しい号が完成すると、何か子供が誕生したように嬉しい。それだけ情熱を持って作っているからこそ多くの人たちに読んで頂きたいと思っている。

更に、十六年もの長きにわたって連載をして頂いている福岡の毘沙門寺岡さんの「草茅危言」の第三冊目が今月の後半に展転社より発売となる。第一冊目は平成の十七年の十月。第二冊目は、平成二十二年の八月に出版された。発売されたなら是非ともご一読をお願い致します。

一日、酔狂亭で仕事。夜も相変わらず月下独酌。

Photo ※左が第一冊目、隣が二冊目です。弊社でも発売しております。1800円+税です。送料はサービスさせて頂きます。


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