白雲去来

蜷川正大の日々是口実

忘年会のお知らせ。

2016-11-10 11:35:04 | 日記
十一月十日(水)曇り。

 平成二十八年度・忘年会のご案内

拝啓
晩秋の候、皆様には益々ご健勝の事と存じ上げます。
平素より、何かと弊社に対しまして、ご支援と、ご指導を賜り心から厚く御礼を申し上げます。
扨、「男の酒の嬉しさは、忽ち通う意気と熱」とか―。年末に、皆様と共に一年を振り返り、酒杯に天下の影を映しての忘年会を、左記要領にて催したく存じます。
時節柄、何かとご繁忙とは存じますが、何卒、ご来臨の栄を賜りたく、ここに謹んでご案内申し上げます。
本来ならば、参上し拝眉の上、ご案内申し上げますのが本意ではありますが、失礼の段は、平にご容赦願います。
末尾となりましたが、皆様のご健勝をご祈念申し上げまして、取り急ぎ、ご案内申し上げます。 敬具
 十一月吉日
                                         ㈱二十一世紀書院
                                          代表 蜷 川 正大

   記
日時 十二月十七日(土)・午後六時~八時。
場所 中華街・均元楼(中華街の善隣門・加賀町警察側から入って左側八軒目・萬珍楼の二軒隣)
   横浜市中区山下町一五二 電話〇四五―六五一―九三四六
会費 一万五千円

問い合せ 〇九〇―六三〇〇―七〇七五 二十一世紀書院

※お席の都合がありますので、ご出席希望の方は、ご連絡下さい。

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鰻の名店「八十八」にて昼食。

2016-11-10 10:26:16 | 日記
十一月九日(水)曇り後晴れ。

いやー起きるのが辛かった。なぜか、当然飲み過ぎだから。九時過ぎに、のんびりと風呂に入って酒を抜いた。朝っぱらから風呂などに入っていると、本当に世間様に申し訳ないと思う。風呂から出て、シャキッとしてから、身支度を整えて、出かけた。

昼に、お世話になっている人達と、昼食を頂くことになっている。場所は、伊勢佐木町近くの吉田橋商店街にある鰻の名店「八十八」である。このお店は、以前は、馬車道の裏にあった老舗だったが、一度閉店してしまい、最近再オープンした。旧店舗の方は、かつて横浜に住んでいた山本周五郎などが愛した店として有名で、私も何度か行ったことがあった。

また、山口瞳は『酔いどれ紀行』(新潮社)の中で、横浜に連泊し六日連続で八十八に通ったと書き、周五郎が好んだ「月の間」に座り「一種粛然たる思いに打たれ」ながら酒を飲むのである。『行きつけの店』(新潮文庫)でも紹介。親しみやすい題名とはやや趣が異なり、銀座「はち巻岡田」、金沢「つる幸」など全国の一流店がズラリ載っている本である。ここで山口瞳は「鰻は苦手」と告白しつつもうな丼を「貪り食うという感じになった」「鰻丼の方で美味という優しさを力一杯に提供しようとしているような感じを受けた」と書きつづっている。先輩作家との思い出がさらに味を深くしている様子が読者にも伝わってくる。(電子整理部 松本治人)より。

横浜には、もう一軒、うなぎの名店がある。それは関内駅前の「わかな」である。「八十八」とはJRの線路を挟んで丁度真向かいになる。私は、どちらかというと「八十八」の方が好きだ。両店も、注文が入ってから蒸し、焼くので、うな重が出てくるまで四十分かかるので、飲まない人は手持無沙汰になるかもしれない。

食後は、事務所にて仕事。夕方帰宅。アメリカの大統領選挙にてトランプが勝利。ニュースでは、「衝撃が走った」「世界が驚愕した」と解説していた。日本の外務省も、マスコミも、皆、クリントンで楽勝と思っていただけに、ほとんどトランプとのパイプの無い日本は、今後彼に翻弄されるかもしれない。しかし、彼が選挙中に言っていた、対日関係が本当ならば、対米自立する良いチャンスではないかと思っている。

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季節を味わう。

2016-11-10 09:52:33 | 日記
十一月八日(火)曇り。

二年ほど前だが、お世話になっている方にご招待され、十二月の二日から二泊三日の予定で、大分県の臼杵(うすき)という所に「ふぐ」を食べに行き、翌日は、博多で「クエ」のフルコースを食べると言う、豪華な旅に連れて行って貰ったことがある。九州と言うから暖かいかと思ったら、厚手のトレーナーの上にパーカーを羽織っていても寒さで身が縮んだ。折角連れて行って貰うのだから。、事前に、この町について少しは調べておけば良いものを、ふぐとクエのことしか頭になく、ただ浮かれていた。

古風な造りの酒屋の前にあったこの町の案内パンフを見たら何と、長谷川三千子先生の祖母である小説家で文化勲章を受賞している「野上弥生子文学記念館」があった。残念ながら到着が遅く、すでに閉館とのこと。後悔しても遅かった。また、この臼杵は、「荒城の月」(「こうじょうのつき」を変換したら「工場の付き」となって、一人で大笑いした)で有名な岡城のある竹田と共にカボスの産地であるそうだ。(そんなことも知らなかった)スダチは徳島の特産で、共に秋の味覚である。カボスはダイダイの一種で、スダチよりも大きく、ゆずよりも香りが高い。今年も、カボスとスダチをご近所さんからおすそ分けして頂いた。スダチやカボスを見ると、サンマや松茸が食べたくなる。そして麦焼酎の香りづけにもしたくなる。文字通り季節を味わう。

夜は、名前だけ立派な「蜷川政経懇」を弘明寺商店街にある炉端焼き「花笠」にて開催。仲良しさん八人が集合して、トランプでババ抜きか、いや栗きんとんか、などとアホ話に花が咲き、その後、紅灯の巷に転戦し、傾城と傾国に酔う。久しぶりに大破・轟沈。

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