白雲去来

蜷川正大の日々是口実

再びモロッコのこと。

2020-08-10 13:13:41 | 日記
7月28日(火)小雨後曇り。

朝食は抜いて、昼は、納豆、塩鮭、ナスの糠漬け、ミニチキンラーメン。夜は、お世話になっている方たちと、錦糸町で待ち合わせて、水天宮のロイヤルパークホテルの最上階の鉄板焼きへ。久しぶりに美味しい肉を堪能。お世話になりました。

昨日、モロッコのことに少し触れた。私が先生のお供をしてモロッコを旅したのは平成5年(1993)の8月のこと。7日に成田を出発して、ロンドンで乗り換えてマドリッドへ。マドリッドで二泊してからモロッコのカサブランカに着いた。当時のスケジュール表を見ると、カサブランカからバスでラバトへ移動。ホテルはハイアット・リージェンシー。翌日は、バスでメクネスからラバトへ240キロの行程だった。

フェズでのホテルはジュナン・パレス。モロッコの北東の都市、フェズは、古くはモロッコの首都でもあった紀元前からの歴史をもつ古都である。フェズで二泊したのちに、マラケシュへ。ホテルは、ラ・マムーニナ。このホテルは、英国元首相チャーチルのほか、エリザベス二世、チャップリン、そしてザ・ローリング・ストーンズといった世界のVIPが顧客リストに名を連ねている、モロッコの歴史ある商業都市マラケシュを代表するホテル。と案内にあった。浅田次郎さんの本にも、このホテルに泊まったことが書かれていた。

マラケシュから、モロッコ最後の町となったかサブランカへ。このモロッコでのことは拙著『師・野村秋介ー回想は逆光の中にあり』の中に「最後の旅」として書かせて頂いた。映画『モロッコ』の中でデイトリッヒがホテルの窓を開けると「砂漠の匂いがするわ」の台詞と共に、その旅の思い出がよみがえってくる。
※写真は、マラケシュのジャマ・エル・フナ広場にて。モロッコの「水売り」のおじさんと。ガイドからは、絶対に飲んではいけないといわれた。チップをあげて記念写真だけ。


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