白雲去来

蜷川正大の日々是口実

日本人が忘れてはならない日。

2021-03-12 09:03:35 | 日記

3月10日(水)晴れ。陸軍記念日。

明治38年(1905)年のこの日、日露戦争の陸の決戦・奉天会戦で日本軍が勝利し、旧満州(中国東北地方)の奉天(現:瀋陽)を占領した。戦前はこの日を陸軍記念日とした。

昭和20年の今日、米軍は東京を空襲した、いわゆる東京大空襲の日。横浜はその三月後の5月29日、Bー29、517機、Pー51戦闘機101機による焼夷弾攻撃で、横浜の中心部が焼かれ約8千から1万名の民間人の死者を出した。現在では横浜の町に空襲の名残などを見ることなど出来ないが、つい最近まで京浜急行の横浜駅から戸部駅の間に空襲で焼失した平沼駅(蕎麦屋・角平のすぐ上)の跡が戦禍を伝えるために残っていた。(老朽化のために現在は撤去)

私が小学生の低学年の昭和30年半ばには学校の途中の坂道に防空壕の跡がいくつか残っていて、そこに多分ホームレスだろうが人が住み着いていた。空襲の激しかった南区、中区、西区と言った横浜の中心街には焼けたビルや建物が随分と残っていた。戦争は知らないけれども、戦争の名残の記憶はある。

日本の主要都市への無差別な空襲、広島長崎への原爆投下。勝てば官軍とは良く言ったもので、東京裁判でアメリカを中心とした連合国は、日本の戦争指導者を「人道に反する罪」とやらで裁いた。へそで茶を沸かすとはこういうことを言う。


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右翼と浅沼稲次郎。

2021-03-12 09:03:35 | 日記

3月9日(火)晴れ。

全く安上がりに出来ていると言おうか、アホなのか、それともコロナのなせる業か・・・。家呑みで二日酔い。いつもならば、出かける家族を玄関で見送るのだが、当然起きられず目が覚めた時には誰もいなかった。腐った頭を正常に戻すために、「しじみ習慣」を飲んで、昼近くに、メンチカツ、目玉焼き、小さい「緑のたぬき」でお腹を満たす。私のPCの置いてある場所は、日当たりが良くて、寝ても、寝てもついウトウトしてしまう。日当たりのせいか、歳なりにボケて注意力が散漫になっているのか、その両方だろう。

野村先生が私淑なされていた方の一人に神兵隊事件の関係者であり『新勢力社』を主宰していた毛呂清輝先生がいる。毛呂先生が晩年に私家版として出版なされたのが、『浪人道とニヒリズム』である。思うことあって事務所の書棚から自宅に持ってきて読んでいる。その中に昭和35年の『新勢力』に掲載された「青春夢残抄」の(五)に興味深い文章があるので掲載してみたい。

「浅沼氏(稲次郎・社会党委員長)が。右翼テロで仆れたが、敗戦直後、われわれの関係で、戦災者を深川の国民学校の焼跡に収容、世話していた。水野・杉浦・岡本・黒岩等の諸君がこれに当っておりわれわれの一つの拠点でもあった。その頃、そこから近いので浅沼氏のアパートを時折訪ね、いろいろ日本の将来について語り合ったことを想起するのである。浅沼氏は戦時中、『東亜連盟』や『大東亜青年隊』に関係があったから親近感もあった。又私は当時『社会党』に対し非常な期待と信頼をもち、自分達は政治運動を禁止されているので、自分達の志を社会党が或る点で継いでくれることを希望したのであった。それは戦前行動を共にした"民族主義者"が相当数社会党にいたからでもある。その期待は見事に裏切られたのみならず、逆に彼等と対立するような結果となったことは悲劇であるが、われわれ側の努力も足りなかったことを深く反省させられるのである」。というもの。

浅沼さんが、戦前に「東亜連盟」や「大東亜青年隊」に関係していたとは勉強不足だった。当時は、右も左も皆、愛国者であった。今日は、反省して休肝日とした。 


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『深夜食堂』の韓国、中国版。

2021-03-12 08:21:38 | 日記

3月8日(月)曇り。

事務所の帰りに久しぶりに「そごう」の食品売り場を散策。解凍ものだがよさげなカツオがあったので、少し悩んでから買った。もし駄目だったらということも考えてブリもついでに。子供たちには、「たいめい軒」の「メンチカツ」に「コロッケ」。新妻が待つような思いでイソイソと帰った。

最近、YouTubeやネットフリツクス、アマゾンプライムなどを良く見ている。居間と寝室のどちらでも見られるようにしてもらったので、弊社の札幌の責任者の梶浦直樹君状態になっている。それでちょっと驚いたことがある。「何だ、そんなことも知らなかったの」と言う人もいるかもしれないが、好きなドラマに『深夜食堂』がある。テレビ版はもちろん、劇場版も見た。現在は新作はアマゾンプライムなどでしか見ることが出来ないが、何と、その『深夜食堂』の韓国版と中国版があるのだ。

最初パロディーかと思ったが、一応真面目に作っている。例の「お茶漬け三人娘」もヤクザの「竜」さんと、その若い衆、マリリンらしき女性も登場する。かなり笑えるのだが、それなりに楽しめる。考えてみたら、アメリカバージョン、フィリピン、タイ。世界中のバージョンで延々出来そうだ。見てみたいなぁー。


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