11月24日(木)晴れ。野分祭。
食欲がなく朝食は、抜いた。昼は、シーフード・ヌードル、キムチ。夜は、とちおの油揚げをカリっと焼いて、ネギを刻みかつお節と和えて醤油をかけて食べた。30点だった。カツオのたたき、ペンネのトマトソース煮、鶏肉と大根の煮物。お供は「三岳」。酔狂亭にて独酌。
今日は、昭和四十五年十一月二十五日に、当時の自衛隊東部方面総監室において、「憲法改正」などを訴えて自決された、三島由紀夫、森田必勝両烈士の決起前夜の思いを共有するとして、元楯の会の伊藤好雄氏や、初期一水会の人たちが、中心となって慰霊祭を開催してきた。一時期、私も発起人として名を連ねたこともあった。野分祭は、伊藤好雄氏らが一水会が主体となった慰霊祭から独立。一水会は、別の名前で両烈士の顕彰祭を行っている。私は、考えることがあって、最近は、両方の慰霊祭とは距離を置いている。
白井為雄先生がかつて発行していた『青年戦線』の昭和45年9月号に、児玉誉志夫先生が佐世保で講演した「時局講演会ー『民族の歌』の解説」が掲載されている。これがとても素晴らしい。『民族の歌』は、児玉先生が作詞し、作曲は古賀政男、そして藤山一郎が歌い、昭和44年12月6日に発表された。21番まである長い歌で、昭和維新運動、大東亜戦争、敗戦、戦後の世相を歌った、ある意味では歴史の教科書のような歌で、青年思想研究会(略称・青思会・緒方孝名議長)の会歌ともなっているものだ。
その歌の詩の解説を児玉先生が行っているのだが、これがとてもいい。パソコンにコピーしたので緒方議長にご贈呈しようと思っている。