白雲去来

蜷川正大の日々是口実

冬将軍到来。

2024-12-28 15:34:59 | 日記

12月26日(木)晴れ。

昼食を兼ねた朝食は、頂き物の「尾島」のチャーシューをたっぷり使ったチャーハン。昔の町中華に行くとチャーハンを「焼飯」と書いてあったが、今でもそんな店があるのだろうか。昼近くになると我が家に日が当たり、暖かくなるが、日が落ちるとさすがに12月、めっきりと寒くなる。冬季にシベリヤ方面からやって来る、強い季節風がもたらす厳しい寒さのことを「冬将軍」という。と「歳時記」で知った。ナポレオンを撤退させた、寒さに因んでつけられたのが出典と言う。ナチスドイツも、その冬将軍にソ連への侵攻、勝利を阻まれた。

その独ソ先戦での軍関係者の死傷者は、ソ連が1、470万人で、ドイツは390万人と言われている。民間人を含めるとソ連は2000万人から3000万人で、ソ連の軍人・民間人の死傷者の総計は第二次世界大戦における全ての交戦国の中で最も多いばかりか、人類史上全ての戦争・紛争の中で最大の死者数を計上した。と資料にある。

先日、伊勢佐木町の書店に行ったら、独ソ戦を題材にした逢坂冬馬さんの『同志少女よ敵を撃て』(早川書房)が、売上ランキングの上位にあった。興味のある方は、『独ソ戦ー絶滅戦争の惨禍』(大津毅著・岩波新書)と共にお読みすることをお勧めします。ロシアなどの外国は、二度とそんなことにならないように軍備を強化し、我が国日本は、そんな惨禍を繰り返さないために「諸国民の公正と信義を信頼して」平和を守る。という。馬鹿に付ける薬はないか。

夜は、お世話になっている方が、私の退院祝いとのことで関内にて食事。その後、紅灯の巷にて傾城と傾国を相手に杯盤狼藉。お世話になりました。

 

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