白雲去来

蜷川正大の日々是口実

まためぐる秋のさみしさ 天の濃さ

2009-10-22 10:07:40 | インポート

十月二十日(火)晴れ。地久節。群青忌。

 皇后陛下のお誕生日、地久節である。起床後、皇居を拝し、皇后様のお誕生日を寿ぎ、ご皇室の弥栄と両陛下のご健康をご祈念した。

 また、今日は、野村先生の十六年目のご命日。遺著となった「さらば群青」から、私の道の兄であった、元楯の会の会員、故阿部勉さんが命名した「群青忌」。野村先生が亡くなられた平成五年の翌年に、追悼集会「群青忌」を開催した。以後、十年間、毎年行なってきたが、思うことあって平成十五年の第十回を一区切りとした。その後は、五年ごとに開催することを決めて、昨年、五年ぶりに「群青忌」を開催し、多くの方たちのご参加を得た。今年は、十七回忌となる。案内状などを一切出さずにいたにも関わらず、菩提寺には百名以上の方が法事に参加してくれた。有り難いことと感謝している。私の命のある限り、恩師の思想と行動が風化せぬように努力したいと思っている。社友会、同志の皆様におかれましては、今後共、変わらぬご支援と、ご鞭撻の程を伏してお願い致します。

 まためぐる秋のさみしさ 天の濃さ

 嗚呼祖国 菊の白さを疑はぬ

 いわし雲 祖国の涙 誰に告げむ

 野村先生の獄中句集「銀河蒼茫」から秋の句である。

 今日は、沖縄から友人二人が来訪。横浜駅近くの料理屋にて会食した。駅前で待ち合わせをしたが、ものすごい人が集っている。神奈川参議院選挙の補選で民主党の候補者の応援演説に鳩山総理が来るとのことで集っている人達と分かった。恐らく、自民党の谷垣総裁が来たとしても、これほどは集るまい。人垣を掻き分けてようやく合流。久闊を叙した後に、まず一献。その後、サリーの店に転戦してから帰宅。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さすがに今日はのんびりした。

2009-10-20 07:44:03 | インポート

十月十九日(月)晴れ。

 六時起床。空は曇っていたが、天気予報では、良い秋晴れの一日となるとのこと。家族四人で、朝食を食べるのは何か久し振りのような気がする。連日の、酒席がたたってか胃が痛い。朝食を軽めにとって、掃除に洗濯が終わったのが十時前。忙しくて、更新せずにいたブログを四日分も一度に書き込んだ。一段落をしてテレビをつければ、先日、前原国交大臣が視察した北方領土に対して発したコメント、「不法占拠されていると言い続ける」に、ロシアが反発したらしい。盗人猛々しいとはこのことだ。支那にしても、どんな理屈をつけても、一度奪ったものは領土でも、金品でも返さない。そんなレベルの国が日本の周りにある、という現実を私達は忘れてはならない。それも大量の核を搭載したミサイルを持っているのだから始末が悪い。

 今月の後半にかなり用事が詰まっているので、早々と、連載原稿を終わらせようと、机に向かい、ようやく「実話ドキュメント」のものを抱っこ、ではない脱稿。

 夕方、下の子供が学校から帰って来て、インフルエンザで学年閉鎖となったとか。学年と言っても下の子供の学年は二クラスで、併せて七十人程度だ。それで十五人程度が、発熱などで休んでいるとのこと。今週一杯、自宅で待機らしい。

 その子供を連れて、四時から歯医者。終了後は夕食の買い物をしてから帰宅。夕食は鍋にしたが、さすがに今日は休肝日とした。

 昨日の、大日本一誠会の渡邊謙二会長の還暦祝いの際に、引きで物として頂いたのが、宮崎学さんの「万年東一」(上下・角川文庫)。かつて新宿で、愚連隊の神様と言われ、戦前は上海で、戦後は新宿で一世を風靡した、万年先生は大日本一誠会の創始者でもある。

 その本が、面白くて、昨日から、今日の夕方までで、アット言う間に読んでしまった。こんなに短時間で、上下二冊の本を読んだのは久しぶりの事だ。やや「宮崎史観」に偏りすぎている気がしないでもないが、お勧めの本である。戦前、戦後の庶民史としても興味深い本である。是非、ご一読を。

Img144※ いやー、表紙もかっこいいですネェー。思わずジャケ買いしそうな本です。是非、ご一読を。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社友と別れ、還暦祝いのパーティーへ。

2009-10-19 10:55:37 | インポート

十月十八日(日)晴れ。

 さすがに朝がきつかった。十時に社友の皆さんが泊まっているホテルに迎えに行く。今日、新幹線にて帰る人達とともに朝食、いや昼食を共にする。本来は、「安記」でもと思ったが、人数が多いので、昨日に引き続き「菜香」へ行った。サリーが合流。社友の人達におみやげを頂く。皆で記念写真を撮り、新横浜まで送って解散。再会を約す。

 その後、事務所に行き郵便物などの確認。先輩の花房東洋さんから聞いた言葉だが、行事に出席をしたくとも、様々な事情で欠席しなければならない。しかし、心は出席した皆さんと共にある。すなわち心で参加するから「心参」。良い言葉だ。その「心参」の方たちから電報や手紙、あるいは葉書にファックスが沢山届いていた。有り難いことだ。四時に自宅に戻る。

 夜は、六時から、原宿の「南国酒家」にて、大日本一誠会の渡邊謙二会長の還暦祝いのパーティーが催されるので出席。早目に着いたので、原宿の町を少し歩いたが、まあ私のようなオヤジがブラブラする場所ではなく、石井スポーツに入ってテントなどを見て時間調整をした。

 六時前に受付を済ませてテーブルへ。いつもの諸先輩、諸先生と同席。六時に始まったパーティーは、とても楽しかった。渡邊会長とは、もう長いお付き合いだ。同席の人達と紹興酒を楽しんで、料理に舌鼓を打つ。しかし考えてみれば、もう三日連続で中華料理だ。様々なゲスト出演があって、八時半に終了。大行社の内川君と共に帰宅。さすがに疲れた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先生の十七回忌が無事に終了しました。

2009-10-19 10:31:44 | インポート

十月十七日(土)晴れ。

 六時に起床。早めに寝て良かった。我が家に泊まった栃木社友会の湯浅君と共に簡単な朝食を取り、来訪した松本佳展君らと関内のホテルに泊まっている社友の人達を迎えに行く。一度、我が家に戻り、伊勢原へ。九時に着。良い天気である。

 まず先生のお墓に花を手向けてお参りする。その後、私の両親のお墓にもお参り。十七回忌ということもあって、失礼かと思い、今回の法事には案内状などをつくらず、私のブログと「燃えよ祖国」、一水会の機関誌のみの案内となった。どれほどの人達が来るのかと思ったら、何と百名以上の方たちが参加してくれた。先生の自裁から十六年が経つというのに、先生を慕う人達は年々増えている。案内状を出さずともこれだけの方たちが着てくれるのだから、もし本格的にご案内をしたら、恐らく、大変な人数になったに違いあるまい。

 十一時から本堂で読経。その後墓前で線香を手向ける。年に一度、社友会の人達とお会いすることがとても楽しみである。終了後は、直会の会場の中華街の「菜香」へ。ここも、当初四十から五十名の予約しかしていなかったが、七十名以上もの人達が参加。土曜日とあって店が混んでいるのを無理やりお願いして席を増やして頂いた。四時に終了。

 先生の奥様などとはここでお別れして、社友と共にサリーの店へ。ここも満員。一人づつ、なぜ、群青忌に参加するようになったのかを語ってもらった。先生が聞いたなら、喜んでくれたに違いあるまい。良いニ次会となった。七時近くに解散。

 作家の山平重樹氏と打ち合わせがあるので、更に一軒転戦してから帰宅。十一時を過ぎていた。感謝、感謝の一日だった。群青忌を続け、どんなに苦しくても機関誌を発行続け来て良かったと思うのは、こんな時だ。それがなかったならば、今日の人達との出会いは決してなかっただろう。次は二十年祭に向けて全力投球するのみ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋から横浜に戻り、社友らと一献。

2009-10-19 09:57:39 | インポート

十月十六日(金)晴れ。

 朝八時に起床。私は、どんなに二日酔いでも寝ぼけていても、朝食をしっかり取らなくては調子が出ない。朝食会場に行ったが、高級感のあるホテルの割には、バイキングのメニューが少なく、チヨットガッカリした。食後に、部屋に戻ってシャワーを浴びてロビーへ降りる。

 お世話になっている方たちと待ち合わせて、タクシーで中日劇場へ。私は、本格的な芝居を見るのははじめてである。余り寝ていないので、途中、居眠りしてしまうのではと、心配だったが、内容がとても素晴らしく、眠気などはすっ飛んでしまい、あっという間の二時間半だった。

Img143 お芝居のポスターです。

 いやはや感激しました。さすがに大掛かりな舞台や、一流の役者は違う、と圧倒されました。幕間の昼食は、友人等が、名古屋名物の「天むす」をご馳走になった。終了したのは二時半。本来は、夕方、出演された方を囲み、友人氏らと食事をする予定だったが、明日の野村先生の十七回忌に参加するために地方から社友が来るので、四時の「のぞみ」で横浜へ向かう。

 五時半に着。自宅に戻り、着替えを済ませて関内のホテルに向かう。遠くは、札幌、新潟や栃木、京都、丹波、神戸、滋賀などより社友等が続々来訪。「中華飯店」にて夕食をとり、サリーの店へ。明日が早いので十時前に解散。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする