七月二十四日(土)晴れ。
連日の猛暑である。家族揃って朝食。冷ご飯が沢山残っているので、今日は「お粥」にした。当然だが、冷ご飯でお粥にする場合は、ご飯を洗ってぬめりを取るのが鉄則。これをやらないと、さらっとした感じのお粥にならない。そして十分蒸らすのもお約束。
おかずは、頂き物の、「マグロの味噌漬け」。これもピンきりで、やはり三崎のものが一番美味い。古い読者で新潟在住の山田喜一さんから、自家製の野菜を頂いた。その中に、戦艦三笠の船上で、多くの乗組員の皆さんと一緒に写っている、山田さんの祖父の写真もあった。偶然にも、その山田さんの甥が、私の友人の会社で働いていたことがあり、古い写真を見ると、山田さんの祖父は、その甥に似ているような気がする。今年の秋の墓前祭でお会い出来ます事を楽しみにしています。
今日は、朝から、忙しかった。「大吼」の秋号の特集の原稿依頼の手紙を書いたり、連載させて頂いている原稿を書いたり、結局は、郵便局に行く以外は、外に出ずに、PCに向っていた。三十年来の盟友で、ご支援を頂いている斉藤義一氏が来訪して、千葉は千倉の「亀屋」という魚屋の「サバの文化干し」を頂いた。私は、斉藤さんから頂く「文化干し」が好きで、これ以上のものを食べたことがない。これに大根おろしを添えて・・・。明日の朝食が楽しみである。考えて見れば、頂き物ばかり。浪人生活ゆえ、皆様のご好意が身に沁みます。
私の好きな「おかず」は、何といっても、「サバの文化干し」であるが、時折、無性にソーセージが食べたくなる時がある。ソーセージといっても、高いものではなく「魚肉」のやつである。これにポークハムか「赤ウインナー」、そしてキャベツの千切りがあれば無敵だ。その昔、四角い「プレスハム」と言うものがあったが、最近は、殆ど見かけなくなった。「赤ウインナー」も、スーパーなどに余り置いていない。けしからん話しではないか。
赤ウインナーに、キャベツの千切り、そしてマカロニサラダがあれば、生ビールは最高の味になる。醤油はダメ。正統派は、ブルドックの中濃ソースがいい。
そういえば、愛読しているブログ、「酔って候へど」さんも、赤ウインナーとマカサラのファンで、手を叩いて共鳴したのは、魚ソは、「丸善のホモソーセージ」が一番、と言うくだり。通ですネェー。魚ソを生で食べると、この丸善のものが一番美味い。さあ、原稿も終わったし、自分へのご褒美に一杯やるか。と言っても、もう深夜の二時を過ぎた。