白雲去来

蜷川正大の日々是口実

ホステスにチップをやる感覚の、バラマキは意味がない。

2010-07-14 12:29:20 | インポート

七月十三日(火)曇り。

 私が、お世話になっている人達には建築業関係の方が多いが、「民主党になって、めつきり仕事が減った」ということを、口をそろえて言う。工事が少ないから、警備会社、トラックや建築機会のリース会社、建築資材の会社など、軒並み苦戦しているという。

 

 水清ければ魚住まず。という諺がある。事業仕分けなども、もちろん大切なことだが、こんな元気のない時期に、大型公共事業で景気を回復する、なんてことは私のような素人の考えなのだろうか。重箱の隅をつつくようなことをしても、人間が小さくなるだけだ。お金持ちのお坊ちゃんや、親の七光りが大半を占めている、政治家に、民のカマドの様子など分かりはしまいか。

 

 夕方まで、依頼されている原稿を一本仕上げた。あと四本も残っている。いつもうーん、うーんと呻吟しながら原稿に向う。それでも、それが生活の糧なのだから頑張らなくては。

 

 夜は、久し振りに、関内のすし屋「写楽」にて、お世話になっている方たちと待ち合わせて、暑気払いを行った。出る話題は、「不景気」のことばかり。有識者をあつめて、過去の政権の採点会を行ったらどうだ。その無能さ、売国的所業を公文書として後世に残すのだ。そうすれば、もう少し、政治に真剣に向うのではないだろうか。麻生政権の折り実施した二兆円もの定額給付金。あれは一体何だったんだ。あんなことをしても、しなくとも、国民生活に何の変化もないことを、お坊ちゃんは存じてなかった。

 

 例えば、バブルの折の飲み屋でのネェちゃんへのチップがそうだ。今の民主党のようにバラマキをしている御仁を随分と見かけたが、そんなチップをやったからと言って、おねぇちゃんが何とかなるかと言えば、まずならない。五千円や一万円のチップを貰った時は嬉しいかもしれないが、それは一瞬の、その時だけの事だ。意外かも知れないがチップは、貰う人よりも、渡す方の人の方が満足度が高いのだ。税金をおさめる方よりも、配る者がデカイ顔をしているのだから、本末転倒している。

 

  多分、お坊ちゃま麻生は、コーリャンクラブなどで、ホステスに割り箸に一万円札を挟んで、ワッハッハと得意になって、チップを渡す感覚で、定額給付金を配ったに違いあるまい。その実、家庭の(国の)財政は火の車だというのに、自分で稼いだことがないから、借金なんて気にしたことがない。まあ麻生は、割り箸に一万円札だったが、民主党はまなじ遊びを知らないから、チップも千円、いや千ウォン程度だ。お坊ちゃま政治家も駄目だが、市民運動家出身も、ケチで、多分飲み屋では一番嫌われるタイプだ。

  一日、そんな話を肴に十一時まで飲んだ。お陰様で、中破・良飲の夜でした。


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レッドカードの政治家が、居座っている。

2010-07-14 10:54:16 | インポート

七月十二日(月)曇り。

 連日、典型的な梅雨の日々が続いている。朝食後は、事務所へ。今日は、午後から民族革新会議の皆さんと靖国神社へ参拝の予定だったが、印刷機の修理の時間と重なって、欠礼した。

 

 夜は、午後七時から、野毛の「弥平」にて、名前だけが真面目な「蜷川政治経済懇話会」を開催。終了後は、友人と、関内に転戦。仕上げはサリーの店へ。珍しく、午前様となって帰宅。

 

 民主党敗北のニュースで国民が沸いているが、ナメているのは、国民からノーを突きつけられた千葉景子をそのまま法務大臣の椅子に座らせていることだ。この感覚こそ、今回の選挙の敗北につながった要因ではないだろうか。つまり、「国民」を口にしながら、イデオロギーが優先なのだ。早く、解散総選挙をして、もう一度、国民に政権の成否を問うべきだ。

 

 しかし、落選して、これほど喜ばれる政治家と言うのは、千葉景子をおいて聞いたことがない。日本の伝統や文化を嫌いならば、とっとと外国に移住すれば良いのだ。日本と日本人に嫌悪感を持っていて、良く政治家が務まるのか不思議でならない。

コメント (1)
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