白雲去来

蜷川正大の日々是口実

署名に「ハイカラ祭り」に。

2012-11-04 16:07:22 | インポート

十一月三日(土)晴れ。明治節。

 

なにが文化の日だ。祝祭日と言うものは国の伝統文化に基づいたものでなければいけない。以前、「昭和の日」を「みどりの日」とかにした馬鹿がいた。今日の「文化の日」や「勤労感謝の日」もそうだ。このハイテクの時代に何が「文化の日」だ。今時、勤労に感謝している者がいるか。皆、生活のために仕方なく働いているんだよ。

 

今日は、明治天皇の生誕の日、従って「明治の日」にすれば良いし、「勤労感謝の日」は「新嘗祭」に戻せばいい。そうじゃないかい皆の衆。

 

午前中に社友の松本佳展君に迎えに来てもらい、JRの桜木町駅のロータリーで行われている「拉致問題の早期解決」を願う署名運動に出かけた。二人の子供たちに、「決して他人事と思ってはいけない」と言い聞かせ、揃って署名をさせて頂いた。テントの中には「めぐみ」さんの父親の横田滋さんがいた。こんなことしかできないことを申し訳なく思いつつ、頭を下げた。頂いた「ブルーリボン」をつけて、関内の弁天通りに向かう。

Dscf5018※演説している女性の後ろにいるのが横田滋さん。


今日は、毎年恒例の「関内ハイカラ祭り」が馬車道や弁天通りにて行われる。馬車道が主流だが、弁天通りには、それぞれのお店が工夫を凝らして食べ物や飲み物を提供している。サリーのお店も、飲み物はもちろん、チャーシューやエビ焼売などを並べている。「ハイカラ祭り」とあって骨董のお店も並んでいて楽しい。


午後になって、いつものメンバーが集合。小針政人君もGFと一緒に参加。仲良しの印南さんの奥さんも、飲めないご亭主に代わっていい顔色に。京子ちゃん親子やナリポン、アコチャン、ひでちゃんに・・・うう思い出せないほど酔った。マッいつものサリーファミリーばかりだ。寒くなりかけてきた四時に終了。飲みたりないという事で中華街へ転戦。中華飯店で紹興酒を飲んで六時前に解散。

Dscf5024※サリーのブースの前で。

Dscf5022※骨董のお店も出ていました。

帰ってきてから、今日、「東日本実業団女子駅伝」があったことを知った。三度の飯より好きな実業団の駅伝を録画するのを忘れた。このショックは大きい。トホホ。

 

 


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二矢忌の今日、札幌では雪虫飛ぶ。

2012-11-03 06:41:51 | インポート

十一月二日(金)晴れ。二矢忌。

 

山口二矢烈士の事件があったのは昭和三十五年のこと。私は小学校の四年生だった。ベーゴマ、メンコ、月光仮面に夢中で、家にまだテレビもなく、新聞など目を通したことも無かった。当然烈士の事件の記憶はない。翌年に我が家にテレビが来たが、六年生の時に、野村先生らの「河野邸焼き討ち事件」が起きるが、これも記憶にない。


烈士は昭和十八年二月二十二日東京生まれ。二男で、二月二十二日生まれと「二」の字が続いたことから、父は「二矢(おとや)」と命名したたという。昭和三十五年 十月十二日、ニ矢は日比谷公会堂で演説中の社会党・浅沼稲次郎を刺殺、現行犯逮捕された。 同年の今日、取り調べの最中に、鑑別所の壁に練り歯磨き粉を水で溶いて、「七生報国」「天皇陛下万歳」と書いて自決した。享年十七歳。


盟友のブログ「爆ちゃん吼える」には、こうある。「旧来の思想や社会構造を打破しようとする時、常軌を逸した行動が生まれる。来島恒喜、山口二矢、三島由紀夫、野村秋介といった方々の行動こそが正気の狂気であり、この狂気こそが閉塞状況を打破する力に成り得ると信じて止まない。」正に同感である。


午後から、掛りつけの病院へ行き常備薬を貰いに行く。その後は、事務所へ資料を取に行き、機関誌の原稿の準備。札幌の友人から、「雪虫が飛んだ」との便り。もうすぐ札幌は白い季節となる。


五時過ぎに横浜橋商店街で夕食の買い物をしてから帰宅。子供たちのリクエストで、今日の夕食は鍋。頂き物のキノコが沢山あるので、キノコを沢山入れてヘルシーな鍋にした。

 

 


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明治の政治家、軍人が見上げた「雲」・・・。

2012-11-02 23:34:37 | インポート

十一月一日(木)晴れ。

 

つい最近まで、暑い暑いと文句を言っていたのに、アット言う間に秋が深くなった。十一月になると我が家の花が変わる。十月は、玄関の中の花は白菊だが、十一月になると、普通の仏花にする。恩師である野村先生の句、「白菊の白が溢れてとどまらぬ」から、十月と先生の誕生月である二月は、玄関に白菊を飾っている。と言っても最近は「スプレー菊」といって安価な花があるので助かるのだが。

 

思うことあって、ツタヤに行き「坂の上の雲」のDVDを借りた。それも最初からではなく、第一部の最後、DDVDの第四巻目「日清戦争」から、第二部の最初、つまり第五巻の「留学生」、そして第六巻の「日英同盟」までを借りた。十九世紀は、西洋列強が帝国主義となって「植民地地主義」により領土の拡張をはかるか、または反対に抗することのできない国は植民地となるか、いわゆる弱肉強食の時代であった。

今日の北方領土、竹島、尖閣諸島。「人のものは俺の物。俺のものは、当然、俺の物」という理論がまかり通っている。それは、そのままその国の「後進性」を表しているのだが、それらの国の「後進性」は、かっての帝国主義の時代の残滓かもしれない。

 

当時、極東を伺う帝政ロシアに対して、我が国はどう対抗したか・・・。明治の軍人の気概はもとより、小村寿太郎などの外交や国難に挑んだ政治家たち。連日報道される、国会の茶番劇。一度、国会議員は、揃って「坂の上の雲」や「明治天皇と日露大戦争」を見ながら、明治の政治家や軍人がどう国難に対処したかを、基本に戻って考えてほしいものだ。

 

機関誌に掲載する写真を整理していた。若い頃、二三日前の出来事は、随分昔のように思えたが、歳を取ると、十年前の出来事を、つい昨日のことのように思い出すことがある。そんな思い出を肴に酒を飲むようになったら、まちがいなく「老い」に支配されている。

今夜も、月と影とを相手に独酌。尾崎放哉の句ではないが、「こんなによい月を一人で見て寝る」。

 

Img088※もう19年も前の8月。パリはセーヌ下りの観光船にて。この時のことはまだ原稿にしていないので、そろそろ書いてみようかと思っている。


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「深夜食堂」で酔った。

2012-11-01 14:15:59 | インポート

十月尽(水)晴れ。

いい天気が続いている。早めに起きて原稿の準備。月末締め切りの原稿があるのだが何にも手を付けていない。アルコール漬けの頭をリセットして、原稿に向かわねば。


午後から事務所へ。まったくお付き合いのない議員さんの講演会の案内が来ていた。選挙近かしか。しかし、野田総理も良く粘る。あれだけ安倍総裁や各党からコテンパンにやられても、どこ吹く風で、しかとしている。ある意味では大したものだ。そうは言っても、早く解散、総選挙をしてもらいたいものだ。もう民主党にはうんざりだ。


そう言えば、今月、作家の山平重樹さんから依頼されて、新しく徳間書店から文庫本になる本の解説を書かせて頂いた。任侠系の解説は私などよりももっとふさわしい人がいるのだろうが、頭の刺激になって良い。発行が楽しみである。文庫になりましたなら、是非ご一読をお願い致します。

Photo※この本が徳間書店より文庫化されます。解説を書かせて頂きました。

夜は、おとなしく家にいた。レンタルしたDVDを二本見た。「深夜食堂」のパート2の第一巻。「再び赤ウインナー」が泣かせてくれた。映画を見ていたら、私も「赤ウインナー」が食べたくなって、一時停止して作った。休肝日にしようかとも思ったが、えーいままよ。と飲んだ。もう一作は、札幌の社友の梶浦直樹君に勧められていた「探偵はBARにいる」。好きな薄野の街が舞台になっているので、それを見ているだけでも楽しかった。

318895_301031256668635_1583585485_n※かなり楽しめますよ。☆三つ。

 

日にちをまたがないうちに布団に入った。

コメント (1)
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