白雲去来

蜷川正大の日々是口実

札幌へ。

2018-07-27 10:17:45 | 日記
七月二十四日(火)晴れ。札幌へ。

午前中の便で札幌に行くので、朝食はなし。一泊の旅なので荷物が少なく、京急の井土ヶ谷から、一本で羽田へ。十時に着。マイレージなので飛行機代は無料。クラスJが満席だったので、キャンセル待ち。早めにチェックインして空港で朝食。JALの国内線には、ロクな食堂が無い。もっとも私が知らないだけなのかもしれないが・・・。仕方がないので、うどん・そばのコーナーで、焼売とビール。すぐ隣の売店で、弁当を買ってきて、酒の肴に。盟友と合流。一席のみキャンセルが出た、クラスJに当たった。十一時半、オンタイムで機中の人となった。

千歳にて、仲良しの後輩が迎えに来て頂き、一路、砂川と言う所へ。野村先生の二十五年祭、と言うことで後輩が句碑を建立してくれるとのことで、現地見学。さすがは北海道。涼しくて過ごしやすい。古い歴史のある神社に到着。神官さんもとても感じが良く、嬉しかった。ご挨拶をしてお暇した。

二時過ぎに、ホテルにチェックイン。弊社の札幌の責任者である梶浦直樹氏と合流。予約した寿司屋の時間には早いので、以前行った居酒屋で時間調整。その後、薄野のお寿司屋さんへ。お会いするのは初めてだが、フェイスブックの友達なので、初めてと言う気がしない。憂国の、いや夕刻の志士の、ダイビング佐藤さんが合流。しばらく飲んでから、オヤジさんの紹介で、スナックへ。そこから〆は、餃子屋。少々飲み過ぎたが、久しぶりにエアコンを切って爆睡。

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命に関わる危険な暑さ。

2018-07-27 09:41:00 | 日記
七月二十三日(月)晴れ。

クーラーで体がだるい。えい、やっと掛け声をかけて起きた。しかし暑い。幾ら愚痴っても涼しくはならないのだが、早朝からクーラーをつけるのも癪だし、食事が終わるまで、扇風機で我慢した。ニュースによれば、「命に関わる危険な暑さ」らしい。そう言えば、さほど中身の濃い付き合いはなかったが、古い同志の方が亡くなった。私より一つ年下なのに、聞く所によれば熱中症とのこと。他人事ではない。合掌。

朝食は、頂き物のロースハム二種、目玉焼きにキャベツの千切り、永谷園の松茸スープにとろろ昆布入り。昼は、来客あって久しぶりに、インドカレーの「モハン」へ。ランチの「バターチキン」にナン。夜は、カツオ、鶏ももの塩焼き、コールスローサラダ。

午後から事務所にて原稿書き。二十五日の締め切りなのだが、明日から一泊で札幌に行くので、どうしても今日中に書き上げなければならない。結局、七時過ぎまでかかって脱稿。帰省していた愚妻と上の子供が夕方に帰宅。四日ぶりに家族が揃っての夕食。青森の夜は寒い日もあったらしい。羨ましい限りである。

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城ケ島へ。

2018-07-23 09:56:06 | 日記
七月二十二日(日)晴れ。

暑い日が続いている。私は、普段は、寝る時にはクーラーを使用せずに扇風機だけでも十分なのだが、さすがに今年の夏は、クーラーなしではいられない。温度設定を二十八度にして、朝五時までのタイマーにして寝ている。横浜が、沖縄やハワイなどよりも暑いと言うのだから、どーなってんねん。と思わず関西弁が出てしまうほど、驚いている。

今日は、城ケ島のペンションにて、大行社の世田谷支部の「親睦会」が行われ、志村馨君と共に出席。城ケ島に来るのは随分と久しい。五年ほど前に、やはり世田谷支部のBBQにて来て以来か。その昔、小学生の頃に、遠足できたことがあった。その時は北原白秋の歌碑が随分大きなものと記憶していたが、大人になってから来てみると、大して大きなものではなかった。ただ自分が小さかっただけだ。でも、この歌碑と、城ケ島大橋、そして海とのコントラストが好きだ。白秋が生活的にもどん底の時代、「利休鼠の雨」と詠んだのは、自身の心の中を色に例えたのかもしれない。「城ケ島の雨」は、「雨は真珠か 夜明けの霧か それとも私の 忍び泣き」と続く。切ない。

十一時にお暇して帰宅。帰宅をしてから少し昼寝してから、原稿書き。締め切りの迫っている者が二本。ヒーコラ言いながら机に向かっていた。八時近くに、夕食。ロースハムにキャベツの千切り、鶏のもも焼き。お供は「古秘」。

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上海リリー。

2018-07-23 09:09:46 | 日記
七月二十一日(土)晴れ。

家にある最近買った本をすべて読んでしまった。大型書店に行く時間もないので、事務所の書棚から酷暑の中でも暑苦しい思いをしないような本を何冊か持って来た。もちろん過去に読んだものばかりだ。その中の一冊に、胡桃沢耕史の『上海リリー』(文藝春秋)がある。カバーがないので多分古書店で買ったものだ。本の裏に鉛筆で「300」と殴り書きの定価がある。胡桃沢耕史さんは、『黒パン俘虜記』で直木賞を受賞した方。『翔んでる警視』シリーズでも有名だ。私が若い頃は、本名の清水正二郎で、性愛小説を書いていたことでも知られている。

随分前のことだが、かつて新自由クラブという政党があって、そこで立候補した横浜在住の医師、工藤晃氏の選挙を応援(アルバイトの応援弁士)した時、選挙事務所で、幾度か応援に来ていた胡桃沢氏とお会いしたことがある。古いアルバムには、その時の物がある。胡桃沢氏の作品には、いわゆる大陸ものがいくつかあって、好きで読んだ。五月に上海に行ったこともあり、彼の『上海リリー』を再読した。

物語は、かつて上海にあった、日中戦争下の上海で日本軍によって設立された対重慶特務工作機関の、いわゆるジェスフィールド76号。後に汪兆銘政権が樹立されると、正式な政府機関となり、国民党中央委員会特務委員会特工総部と称した工作機関である。それを舞台にした小説なのだが、これがとても面白かった。元国民党特務の経歴を持つ丁黙邨、李士群らが国民党系のCC団や藍衣社などとの抗争や暗殺。丁黙邨を暗殺しようとした美貌の特務、鄭 蘋茹(てい ひんじょ)などの人物が描かれている。いずれこの時代の上海を舞台にした本を紹介してみたい。

夜は、トコロ天、ロースハムのキャベツの千切り添え、鶏のもも焼きを肴に酔狂亭で月下独酌。お供は「古秘」。

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久しぶりのソースチャーハン。

2018-07-21 11:10:07 | 日記
七月二十日(金)晴れ。

例年ならば、今日あたりから「梅雨明け」だが、今年は、梅雨があったのか、なかったのか、と思っていたら早々に梅雨明けし、その後の連日の猛暑だ。ニュースでは、熱中症で何人倒れた、と言うことが頻繁に報道されている。私たちが子供の頃の夏とはケタ外れの猛暑日が続いている。

朝食は、カマスの干物、キャベツのおしんこ、明太子にシジミの味噌汁。先日、大桟橋の花火の折に、サリーファミーリーの素敵なご夫婦から「蜷川さん。この間、ソースチャーハンを作りましたよ。もちろん赤ウインナーで」。と言われ嬉しくなったことを思い出して、昼は、ソースチャーハンにコールスローのサラダ(キャベツを千切りにしてから少量の塩でもみ、胡椒、カロリー控えめのマヨネーズであえる)。夜は、何と、京急の井土ヶ谷駅前のマルエツで、二ヵ月ぶりくらいに、まともなカツオをゲット。明日は、人に会う予定もないので、長ネギ、ミョウガ、生姜にニンニクをたっぷり入れて食した。

東宝映画「太平洋の翼」を観ながら酔狂亭で月下独酌。大和が沖縄に水上特攻に征く時、松山航空隊の紫電改の戦闘機部隊が見送りに行く。戻らなければならないのに、四機だけが大和と運命を共にする。艦橋の士官が「戻るように言いましょうか」と艦長に言うと「言っても戻らんだろう。官氏名を報告させよ」。「同期の桜」が流れる中、各機が大和の脇を飛び、一人づつ官氏名を報告する。何度観てもこの場面には泣かされる。だからいつも一人で見る。この平和に時代に、軽々しく「反戦」を叫ぶ者がいるが、当時、本当に戦っていた人たちこそ戦争を憎んでいたに違いあるまい。敗けたなら、なぜ次は勝とうと思わないのか不思議だ。この気概が無くて、国を守ることはできないと思うのだが。

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