白雲去来

蜷川正大の日々是口実

月の初めから愚痴か・・・。

2018-07-02 13:54:22 | 日記
七月一日(日)晴れ。

六月の下旬に梅雨明け宣言が出て以来、連日三十度を超える猛暑が続いている。中学生ぐらいまでは、この暑さが待ち遠しくて仕方がなかった。横浜の下町に住んでいた私には、海は身近な存在で、高度成長期で海は何処も汚れていたが、そんなことも気にもせずに、毎日、近くの海に行っては遊んでいた。京急に乗れば、富岡海岸、金沢文庫、八景などの海水浴場があり、遠浅の海に出ると「魚を踏む」感触が忘れられない。三溪園の下にも海があった。それらの海のほとんどが埋め立てられ、昔日の面影もない。

最も、海が身近にあったとしても、行こうとは思わない歳になった。釣りにも随分とご無沙汰している。黒鯛専門の釣り道具は、倉庫の中で眠っている。いわゆる「ヘチ竿」は、和竿、カーボンなど随分とある。高いからと言って釣果には関係ないにもかかわらず、かなり高価なリールも幾つも持っている。釣りをやらなくなった理由に、身近な釣り場がなくなってしまったことにある。海上自衛隊の基地の中や、海に面した工場の中など、釣り人の出入りが禁じられ、遠出するのも億劫だし、黒鯛以外の釣りには興味が湧かない。億劫から出不精、そして何事も歳のせいにしてから、体も精神も堕落して行く。困ったものだ。

かと言って、暇かと言えばそうでもない。毎日、何かとせわしなく過ごしている。今日も、朝食の後から五時過ぎぐらいまで、PCの前に座りっぱなしだ。あれもこれも、これもあれも、やらなければならないし、そして群青忌も近い。月の初めから愚痴では仕方ないと思っていても、出るのはため息、残るは借金。

夜は、愚妻とスーパーに行けば、なんと、好きな肉の「みすじ」が四割引き。たっぷり買って、本わさびを準備して「やきまる」でジュウジュウ。身体に良さげな、カロリーオフのビールの後に、「伊佐美」へ。※写真は、中学二年の夏。富岡海岸にて。小学校の同級生と。、後列左から二人目が私

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