10月18日(火)曇り。
大したことをした訳でもないのに、疲れが取れない。日頃の運動不足も原因の一つかもしれない。産経新聞にアメリカの海軍大将で作戦部長のマイケル・ギルディという人が、「中国による台湾侵攻が今年中か来年中にも起きる可能性を排除できないとの見方を示した」という記事が出ていた。その根拠としてギルディ氏は「過去20年で分かったことは、中国は約束したことを全て予告した時期よりも早く実行してきたことだ」。私を含めた日本人のほとんどが、このギルディ氏の「予測」を「まさか」と思うに違いあるまい。
しかし、それでも多くの専門家は、「近い将来中国の台湾侵攻は必ず起こる」と予測している。その近い将来が、ギルディ氏の言うように「今年中か来年中か」は、中国の指導者次第である。もしそういった事態になれば、米軍と共に日本の自衛隊も何らかの行動をせざるを得ないだろう。まあ私のような古希を過ぎた人間には、もしそれが現実になったとしても、生きることに執着する気持ちはないが、私の子供たちや若い人たちにとっては、それこそ人生を左右する出来事になる可能性が高い。
どうしたらよいのか。政治家が危機意識をもって「台湾有事」に今から対処する以外にない。憲法9条を金科玉条のごとく「平和憲法」だと信じている政治家や、その信奉者に目を覚ましてもらう方法はないのか。「話し合い」で戦争が回避されるのならば、ロシアに飛んで行ってウクライナとの戦を終わらせて貰いたいものだ。