水曜日に発熱・呼吸苦の72歳男性が救急搬入された。救急当番の外科医(大学病院からバイト)が対応して、胸部X線・CTで右下肺野に粒状~斑状影が散布していた。
内科の若い先生(腎臓内科と一般内科)に申し送られて入院となった。セフトリアキソンで治療を開始して、翌木曜日には解熱していた。食事摂取も良好だった(糖尿病がある)。
あとで胸部X線・CTを確認すると、両側肺野に不思議な結節影が散在していた。内科医院の画像検査依頼で、当院で10年前と6年前の2回胸部CT検査が行われている。
これが今回。
これが6年前。
これが10年前。
両側肺に形状として丸っこい結節影が散在していて、大きさが縮小したり、少し増大したりしている。放射線科の読影レポートは「COP)特発性器質化肺炎)疑い」となっていた。
結節影意外に粒状影もある。これは何?。木曜日に呼吸器外来に来ている先生(大学病院から)に訊いてみようと思ったが、その日は忙しいらしく、外来が終わるとすぐに帰られて訊けなかった。