毒蝮三太夫さんが文春新書で「70歳からの人生相談」を出された。毒蝮さんは古い世代には、本名の石井伊吉(いしいいよし)でウルトラマンのアラシ隊員、ウルトラセブンのフルハシ隊員として出演された俳優さんだ。
「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」で高齢者に「ジジイ」「ババア」と愛情と親しみを込めて呼びかけ続けた。現在は、毒蝮さんの「ジジイ」「ババア」は公認?となっている。
高齢者の悩み、高齢者夫婦の問題、高齢者を介護するお子さんたち(といっても中年以降)の悩みに、的確に答えている。時には勇気を与え、時に間違った考え方を諫めている。
実際に役にたつ名著だと思う。(ライターの聞き書きで、うまく編集しているのだろう)
「いい歳をして訪問介護のヘルパーさんに恋心を抱いてしまいました」77歳男性、というのが面白い。
症例検討の本を集めている。症例検討に近い?という意味で、人生相談の本も好きで集めている。美輪明宏さんのも面白い。決してスピリチュアルな答えではなく、実際的な答えをされている。