JRA所属馬のみによる争いとなったジャパンカップダート。
人気のトランセンドが戦前の予想通りに先手を奪いました。追いかけていったのはバーディバーディ,ラヴェリータ,ダイシンオレンジといったあたり。キングスエンブレムはその後ろの集団,シルクメビウスは後方4番手あたり。最初の800mは47秒9のミドルペース。
トランセンドはほぼ一貫したラップを刻み,直線に入ると再スパート。最後はやや止まり加減ではありましたが,一杯に粘って優勝。シルクメビウスの少し前から追い込んだグロリアスノアがクビ差まで追い詰めるも2着。先行集団直後からしぶとく伸びたアドマイヤスバルが3着。
優勝したトランセンドは前走のみやこステークスから連勝。大レースは初挑戦での制覇。ここはややとうが立ったと思える実績馬,大レースには手が届かないでいた馬,そして上昇馬という組み合わせで,レベル的にはやや低調。その中でこの馬の上昇度が最大の武器になりました。一貫したペースで逃げを打てる馬ですので,大崩れするということは考えにくく,今後も一定のレベルで活躍し続けていくだろうと思います。
騎乗した藤田伸二騎手は昨年のスプリンターズステークス以来の大レース制覇で,ジャパンカップダートは初勝利。管理している安田隆行調教師はこれが大レース初勝利です。
翌日となる19日は,いよいよ前回の通院のときの失敗を取り戻すべく,みなと赤十字病院へ行きました。注射針の残り数に関してはまだ少しだけ余裕がありましたが,その後の僕自身の予定を考えますと,この日に行っておかないと危ういように思われたのです。
家を出たのが9時前。バスの乗り継ぎにいささか時間が掛かりましたので,病院に到着できたのは10時近くになっていたのではないかと思います。扱いとしては初診ということになるのですが,事前の手続きというのは通院のときと同様ですから,まず保険証の確認を行い,診察券を機械に通しました。ところが,受け付けてくれないのです。もう1度試みましたがやはり同様でした。この機械の傍らには案内役の方がいつも立っていますので,その人に事情を話しました。すると,総合内科に限り,初診の場合は機械で取り扱うことができず,病院の窓口へ出向かなければならないとのこと。おそらく総合内科の初診を希望するという患者はそれだけ多いということなのでしょう。ということで,再び窓口の方へと向いました。予約が取れないと大変ですから少しドキドキしましたが,何とか取ることができました。ただし渡された予約票を見てみますと,予約の時間が11時半から12時半となっていました。この時点でも10時を少し回った頃でしたから,かなりの待ち時間です。もっとも,注射針が足りなくなることについてみなと赤十字病院に電話したときに,かなり待つことになるかもしれないということは言われていましたから,これは想定内といえば想定内。待っている間は読書でもしていようと,上野修さんの『スピノザの世界』をかばんに入れておいたのです。
予約は取れましたので,今度は総合内科の窓口へ。そこで予約票と診察券を事務の人に渡しました。事務の人というのはいつも同じ人。もっともこれだけの待ち時間ということはそれだけ多くの患者が訪れることの証ですから,先方が僕のことを覚えていたのかどうかは分かりません。初診なので問診票に何か書くのだろうと予期していましたが,注射針の処方箋をもらいたいということを口頭で伝えるだけで手続きは終了。診察室入口前の廊下の椅子に座り,読書を始めました。
人気のトランセンドが戦前の予想通りに先手を奪いました。追いかけていったのはバーディバーディ,ラヴェリータ,ダイシンオレンジといったあたり。キングスエンブレムはその後ろの集団,シルクメビウスは後方4番手あたり。最初の800mは47秒9のミドルペース。
トランセンドはほぼ一貫したラップを刻み,直線に入ると再スパート。最後はやや止まり加減ではありましたが,一杯に粘って優勝。シルクメビウスの少し前から追い込んだグロリアスノアがクビ差まで追い詰めるも2着。先行集団直後からしぶとく伸びたアドマイヤスバルが3着。
優勝したトランセンドは前走のみやこステークスから連勝。大レースは初挑戦での制覇。ここはややとうが立ったと思える実績馬,大レースには手が届かないでいた馬,そして上昇馬という組み合わせで,レベル的にはやや低調。その中でこの馬の上昇度が最大の武器になりました。一貫したペースで逃げを打てる馬ですので,大崩れするということは考えにくく,今後も一定のレベルで活躍し続けていくだろうと思います。
騎乗した藤田伸二騎手は昨年のスプリンターズステークス以来の大レース制覇で,ジャパンカップダートは初勝利。管理している安田隆行調教師はこれが大レース初勝利です。
翌日となる19日は,いよいよ前回の通院のときの失敗を取り戻すべく,みなと赤十字病院へ行きました。注射針の残り数に関してはまだ少しだけ余裕がありましたが,その後の僕自身の予定を考えますと,この日に行っておかないと危ういように思われたのです。
家を出たのが9時前。バスの乗り継ぎにいささか時間が掛かりましたので,病院に到着できたのは10時近くになっていたのではないかと思います。扱いとしては初診ということになるのですが,事前の手続きというのは通院のときと同様ですから,まず保険証の確認を行い,診察券を機械に通しました。ところが,受け付けてくれないのです。もう1度試みましたがやはり同様でした。この機械の傍らには案内役の方がいつも立っていますので,その人に事情を話しました。すると,総合内科に限り,初診の場合は機械で取り扱うことができず,病院の窓口へ出向かなければならないとのこと。おそらく総合内科の初診を希望するという患者はそれだけ多いということなのでしょう。ということで,再び窓口の方へと向いました。予約が取れないと大変ですから少しドキドキしましたが,何とか取ることができました。ただし渡された予約票を見てみますと,予約の時間が11時半から12時半となっていました。この時点でも10時を少し回った頃でしたから,かなりの待ち時間です。もっとも,注射針が足りなくなることについてみなと赤十字病院に電話したときに,かなり待つことになるかもしれないということは言われていましたから,これは想定内といえば想定内。待っている間は読書でもしていようと,上野修さんの『スピノザの世界』をかばんに入れておいたのです。
予約は取れましたので,今度は総合内科の窓口へ。そこで予約票と診察券を事務の人に渡しました。事務の人というのはいつも同じ人。もっともこれだけの待ち時間ということはそれだけ多くの患者が訪れることの証ですから,先方が僕のことを覚えていたのかどうかは分かりません。初診なので問診票に何か書くのだろうと予期していましたが,注射針の処方箋をもらいたいということを口頭で伝えるだけで手続きは終了。診察室入口前の廊下の椅子に座り,読書を始めました。