トウガラシの辛味成分カプサイシンは 鳥類には感受性がないため鳥には食べられてしまうが 鳥は咀嚼をせずに丸呑みするため種子は消化されずに排泄される
鳥の仲間には長距離を移動する渡り鳥もいるため 種子が遠くまで運ばれることでトウガラシは繁殖域が拡がった
鳥以外の咀嚼をする草食系動物では カプサイシンの辛味を嫌って食べられることがない
こうした「結果」に対して バカ生物学研究者は「トウガラシの生存戦略」などと称して あたかもトウガラシが繁殖域の拡大を意図目的として自らの遺伝的要素を都合よく書き換えたかのような説明をするのだが
遺伝的進化というものは個体の後天的な意図目的に則って都合よく先天的な形質や習性を選ぶメカニズムは存在しない
結果的に辛味成分が繁殖領域が拡大や生存にとって都合よく有利に働いたとは言えるものの あらゆる遺伝的進化の全ては意図目的やに拠るものではなく あくまで結果的性質が結果的に生存や繁殖領域拡大に適したという結果以上の意味はない
意図目的に則って選択することができない以上 そこに「戦略」が入り込む余地は1Åも存在しないのであり バカ生物学研究者が漫然と主張し続ける「生存戦略」という説明の全ては 今までそう説明し続けてきた頭の悪さを誤魔化すための悪質な「はぐらかし」に他ならない
どんなに大量の生物学研究者や「生存戦略」概念を主張しようとも チャールズ:ダーウィンが著書である「種の起源」において「生存戦略」という説明をしていたとしても 生物には意図目的に則った「戦略」など存在しないのである
ダーウィンとて所詮はヒトであり 全知全能の神ではない以上は間違った説明をすることもあり また 生物学研究者の多数決も科学的論証の根拠にはならない
科学は多数決ではなく 論理客観的な証拠や論証に基づいて導き出されなくてはならない
NHKは「真実を伝える」などと標榜しているが 科学論理的に間違った論説を鵜呑みにして垂れ流しを続けていたのでは話にならない
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