書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

造型出力。

2011年07月21日 14時05分49秒 | ネタ帳
 3Dのグラフィックソフトとかで作った形状のデータを用いて、現実の物体形状を作り出してくれるサービスというのがあります。

 元々は工業用の試作とかに使われていたものだったんですが、最近の3DグラフィックソフトだとSTLとかOBJというファイル形式で出力すれば、出力サービスを受けられる場合もあるそうです。

 ただ、そう簡単に立体出力が出来るわけではなくて、立体出力に適した立体データを入稿しないといけないそうです。

 会社によっては個人単位での利用をあまり想定していない会社さんもあるんですけど、個人利用を中心とした立体出力サービスを行っているところもあります。

 オススメはDigimodeという会社で、あまり大きなものは出力できないんですけど、非常に繊細な出力をしてくれる機械を導入しています。

 あとInterCultureさんも個人からの依頼を積極的に受け付けているそうです。

 おいらも利用しようと思ったんですが、うちにあるiShade3だとDXF出力とかしかできないので、STLとかOBJとか、或はIGESに変換しないといけないらしいです。

 知り合いにOS-X v10.5を使っている人がいるので、CB Model Pro というフリーウエアをダウンロードしてもらって変換してもらえるか、現在検証中。

 どのような3Dソフトが立体出力に適しているかとか、ファイル変換にどういうソフトが使えるかとかはデジモデさんに書いてあるので参照してね。

 こういう立体出力に関するファイル変換とかのハードルを下げないと、一般にはあまり普及しないのかも知れないです。

 噂ではワンフェスとかに出品する立体物をデジモデさんが連日出力に追われているという話もありますが、ワンフェスに出品するような人というのは元々コアなオタクさん達が多いから出来るんじゃないかなと思います。

 出力サービス会社同士で共同出資して、統合モデリング/変換ソフトとか作ればいいのにね。

 個人相手ではなさそうだったんですけど、NTTデータエンジニアリングさんがドイツから輸入している機械を使った立体出力サービス会社だと、チタンとか特殊鋼の立体出力も可能だそうです。チタンのアクセサリとか自分でデザインするのも面白いかもね。

 個人相手ではなさそうって書いたけど、多分個人からの発注にも応えてくれるんじゃないかな。ただ、金属の粉末をレーザーで溶接するような原理なので、造型の時に使う金属を変える時には、機械の中の金属粉を全て交換しないといけないんだそうで。金属の種類によっては時間がかかることもあるんだそうです。



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